
8月19日(水)、2学期が始まりました。
久しぶりに登校した生徒たちは、友達や先生と声を交わしながら、それぞれの教室へ。1年生の教室では早速、いつも通りの朝読書の時間を過ごしていました。
【2学期始業式】
校長講話では、今夏亡くなったトヨタ自動車元社長の奥田碩氏の歩みを紹介しながら、「挑戦すること」の意味と大切さについて話がありました。
約30年前、日本経済が厳しい状況にあった頃、奥田氏はトヨタの社長に就任。当時は、環境に配慮したハイブリッドカー「プリウス」を世に送り出すことに、さまざまな疑問や批判があったといいます。それでも新しい車づくりに挑戦し、その後、プリウスは世界各地へ広がっていきました。
校長先生は、奥田氏が「なにも変えないことが最も悪い」と周囲に伝えていたことを紹介し、「辛いとき、逆境に立たされたときに、あえて何かを変えていこうとする勇気、挑戦しようという勇気を持つことが大切」と、生徒たちに語りかけました。
2学期には、さいきょう祭があります。仲間や先生と意見がぶつかったり、思うようにいかなかったりすることもあるかもしれません。そんなときこそ、ただ困難を避けるのではなく、自分たちから何かを変え、新しいことに挑戦し、自分の殻を打ち破ってほしい――。長い2学期を過ごしていく生徒への願いが伝えられました。
【今日の学校は】
始業式に続く賞状伝達式では、合唱部と算数・数学検定の表彰がありました。
合唱部は、筑摩野中学校との合同練習を重ねながら、NHK全国学校音楽コンクール長野県大会に出場し、中信ブロック大会で金賞、県大会で奨励賞を受賞しました。表彰では、全校から大きな拍手が送られました。
また、算数・数学検定では、グランプリ奨励賞を受賞しました。多くの生徒が難しい級に挑戦し、合格者も多かったことなどが評価されたもので、教頭からは「みなさんのチャレンジのすばらしさゆえ」と、取り組みを称える言葉がありました。
始業日恒例の「バス会」では、登下校ルートごとに乗車時のマナーや安全について確認しました。自分の命や周りの人の命を守るとともに、公共の場での自分たちの振る舞いを見つめ直す時間となりました。
その後、各教室では、夏休みの課題や提出物の確認などが行われました。友達や先生との会話や笑顔が戻り、いつもの学校の空気が広がっていました。

朝から気温が高かったこの日。思わず「暑いです」と声を上げながらも、大掃除では、普段は動かさないロッカーを移動させて隙間のほこりを拭き取ったり、机や椅子の脚をきれいにしたりと、生徒も先生も隅々まで丁寧に掃除をしていました。
ホームルームの時間、1年生の教室では、初めて受け取る通知票や担任からのオリジナル賞状に笑顔を見せる姿もありました。
下校時には、「1学期ありがとうございました。2学期もよろしくお願いします」「通知票見ました。ありがとうございました」と先生へ声を掛ける生徒の姿が見られ、先生方も「がんばったね。暑いから気をつけてね」と言葉を返しながら見送りました。
保護者の皆様のご協力により、安全に1学期を締めくくることができました。上履きのなくなったげたばこが、夏休みを迎えた学校の静けさを感じさせています。
2学期も、子どもたちの元気な笑顔に会える日を楽しみにしています。

終業式では、学校長賞(1学期の成績優秀者)や学校代表として活躍した生徒への表彰も行われました。
学校長賞特別賞として、2025-2026シーズンのスノーボード競技で優秀な成績を収めた武田理暉くんが表彰され、全校でその活躍をたたえました。
また、10月に開催される「第22回さいきょう祭」に向けて、実行委員から今年のスローガン「彩響 ~All-Stars on Stage~」が発表され、ポスター募集の呼びかけも行われました。各学年では演劇や音楽発表に向けたオーディションや練習が始まるなど、本番に向けた準備が少しずつ進んでいます。
7月23日(木)の終業式。校長先生は、1学期を振り返るとともに、7月17日に逝去された学校法人才教学園副理事長・塩原保彦先生についてお話しされました。
塩原先生は、本校の創立以来、学校を支え、生徒たちの成長を温かく見守り続けてくださった方です。子どもたちに「本物の音を聞かせたい」という思いから、現在もこの講堂にあるグランドピアノを寄贈してくださいました。
講話では、塩原先生が繰り返し語られていた「今置かれている環境に感謝し、自分が何をすべきかを考えられる人になってほしい」という願いが紹介されました。校長先生は、その思いを受け継ぎ、家族や先生、仲間など、自分を支えてくれる人への感謝を行動で表してほしいと、生徒たちに呼びかけました。
4年生は総合的な学習の時間を使い、「長野県の魅力を伝える」をテーマに自分だけの壁新聞づくりに取り組みました。大型連休中に集めた情報をもとに、新聞記者から紙面づくりのコツを教わりながら制作を進めました。

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調べ学習では、生徒一人ひとりが「自分が紹介したい長野県内の市町村」を選び、できる範囲で現地を訪れました。観光地や自然、特産品、産業など、それぞれが興味をもったポイントについて、実際のようすを写真に収めたり、関係する方に話を聞いたりしながら情報を集めました。
「御柱の高さを写真に撮ってきました」と話す生徒もおり、現地だからこそ気付いた魅力も紙面に生かされていました。
6月下旬には信濃毎日新聞社による出前授業で、紙面づくりのコツを教わりました。紙面構成や見出しの付け方、写真の効果的な使い方を学び、集めた情報を整理しながら新聞づくりを進めました。
最後の清書では、担任の先生からアドバイスを受けながら、自分の視点で見つけた長野県の魅力を詰め込みました。
さて、この壁新聞づくりは、学習のゴールではありません。完成した新聞をもとに、自分が調べた市町村の魅力を保護者のみなさんへ伝える「長野県フェスティバル」に向けた準備でもあります。
壁新聞づくりを通して育んだ「伝える力」を、次の学習へとつなげていきます。
◆新聞づくりのようす


1~4年生が学年を越えて交流する「ファーストステップ会」。1学期後半は、お弁当集会と七夕集会を行いました。
【お弁当集会】 6月26日(金)
遠足予備日に合わせ、1~4年生がたてわり班ごとに集まり、一緒にお弁当を食べました。才教学園では初めての試みとなる活動でしたが、4年生は「下級生を楽しませる」という目標をもって、会話のきっかけを作ったり、食後のゲームを進めたりしました。
最初は緊張して、なかなか声をかけられない様子もありましたが、活動を重ねる中で、少しずつリーダーとしての姿を見せています。
【七夕集会】 7月6日(月)
星形の画用紙に願い事を書き、4年生が協力して掲示しました。早く終わったグループでは、4年生が相談してゲームを行うなど、自分たちで考えて行動する姿も見られました。
たてわり活動を通して、4年生は下級生を思いやり、みんなを支える経験を積み重ねています。2学期以降も、Ⅰ期のリーダーとしてさらに成長していく姿が楽しみです。
「学校で、友達の消しゴムを声をかけずに借りてしまうことがあったけれど、これからは『ちょっと借りるね』と伝えたいと思いました」
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7月16日、5・6年生を対象に「万引き防止教室」を実施しました。講師には、松本警察署スクールサポーターの吉田友紀様をお迎えし、映像教材やスライドを交えながら、万引きをはじめとする非行や犯罪防止についてお話しいただきました。
講話では、身近な事例を通して、「してはいけないこと」を具体的に考えました。「これくらいなら大丈夫」「自分には関係ない」という油断が犯罪やトラブルにつながることや、法律だけでなく、日常の約束ごとなどを守って行動することの大切さについて学びました。
講話の後半では、「友達から万引きを誘われたらどう断るか」をテーマにロールプレイをしました。断ること、理由を伝えること、その場を離れることなど、自分を守る方法を教わりました。
生徒からは、「万引きやいじめは絶対にしてはいけないことで、家族や周りの人たちを悲しませることになる。今日学んだことを忘れず、正しい行動を心がけたい」「家で決めた約束や時間を守ることも大切だと改めて感じた」「一人ひとりが小さなことから意識して行動すれば、学校全体もよりよい雰囲気になると思う」といった感想が聞かれました。
万引きや身近なルールについて学ぶ中で、一人ひとりが自分の行動を振り返り、「これからどう行動するか」を考える時間となりました。犯罪をしない・巻き込まれないことはもちろん、家庭や学校での小さな約束を守ることの大切さを改めて見つめ直す機会となりました。
今年度の警察からの講話はこれが最後となりました。毎年のことではありますが、1年生から9年生まで計6回ご来校いただきました。あらためて、感謝申し上げます。
7~9年生を対象に、松本警察署・スクールサポーターの吉田友紀様を講師にお迎えし、非行防止教室を実施しました。
7月10日(金)の講話では、「非行とは何か」をテーマに、○×クイズやロールプレイを交えながら、深夜徘徊や飲酒・喫煙、薬物、SNSや闇バイトなど、自分が関わってもおかしくない危険について学びました。
生徒たちは友達と意見を交わしながら、自分ならどう行動するかを考え、一つ一つの事例について理解を深めていました。
吉田先生からは、「誘惑に負けない人、きっぱり断れる人こそ、かっこいい」というメッセージが伝えられました。
生徒からは、「友達に誘われる場面を想像すると、自分にも起こり得ることだと感じた」「将来に大きく影響することだと思った」など、自分自身の行動について改めて考える声が聞かれました。
非行を防ぐためには、自分で考え、誘惑に流されずに判断すること、そして困ったときには一人で抱え込まず、家族や学校、警察など信頼できる大人に相談することの大切さについて学ぶ時間となりました。
7月7日(火)、全校で交通安全教室を実施しました。学年に応じた内容で、歩行時や自転車利用時の交通ルールや安全な行動について学びました。
1~3年生
長野県交通安全教育支援センターより3名の講師の先生方にご来校いただき、歩行者として安全に道路を利用するための約束を確認しました。「とまる・みる・まつ」を合言葉に、横断歩道では右・左・右の順に周囲をよく確認してから渡ることや、道路への飛び出しをしないことなど、自分の命を守るために大切な行動を学びました。
道路横断時の安全確認は、実際に体を動かしながら行いました。講師の先生の動きに合わせて右・左・右と体を向けた後、「左右にどんなイラストがあったかな?」という問いかけがありました。1回目は見落としていた児童も、2回目には周囲を意識して確認し、多くの児童が答えることができました。「見るつもり」ではなく、「しっかり見ること」の大切さを実感する学びとなりました。
4年生
自転車の正しい乗り方や交通ルールについて学びました。講師は、松本市交通部自転車推進課の竹内さんです。クイズを交えた講話に積極的に手が上がり、安全について楽しみながら学んでいました。「見る」と「観る」の違いを教わりながら、安全確認の重要性や交通ルールを守ることの意味を確認し、自転車運転免許証の交付を受けました。

5~9年生
1~3年生と同じく、長野県交通安全教育支援センターのみなさんを講師として、自転車利用者としての責任について学びました。 自転車は便利な乗り物である一方、事故では被害者だけでなく加害者にもなり得ることを学びました。また、また、ヘルメットの正しい着用方法や発進時、交差点での安全確認の重要性について学びました。さらに、実際の自転車を使った実演では、ブレーキのかけ方なども一緒に練習しました。
2年生からは、「急いでいるときも道路へ飛び出さないようにしたい」「歩道や路側帯のない道路では、車からできるだけ離れて歩きたい」といった感想が聞かれ、学んだことを日々の生活で実践しようとする気持ちが伝わってきました。
また、6年生からは、「これまでの自分の運転を振り返り、公園内とはいえ人の間を抜けて走っていたことは危険だったと感じた」「右側通行や無灯火の危険性を改めて知り、しっかりルールを守って乗りたい」といった感想が聞かれ、安全な自転車利用への意識を新たにしていました。
今回学んだことを日々の生活の中で実践し、安全な行動を積み重ねることが、自分自身や周囲の人の命を守ることにつながります。
松本市役所交通部と交通安全教育支援センターのみなさん、ご指導いただきありがとうございました。