1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. 第Ⅰ期

第Ⅰ期[ニュース&トピックス]

スーパーマーケットの秘密を知ろう!

投稿日:2024.09.05

お知らせ 小学校 第Ⅰ期

 3年生が8月27日(火)、学校の隣にあるスーパーマーケット「バロー南松本店」に見学に行きました。 事前学習で、「スーパーマーケットの秘密」や、「どんな人たちが働いているのか」といったことを自分の経験と結びつけ、3年生なりに予想を立てました。今回の見学は、その予想を確かめるためでもありました。


 到着して裏口から入らせていただき、整然と並べられた段ボール箱や商品を横目に、バックヤードへ。店内を案内してくださったのは、店長さんです。パンを焼く担当の方が丁寧に商品を分けているところ、魚をさばいているところなど、普段見られない仕事を自分の目で見てきました。これが本物を見ることの醍醐味です。
 売り場では、お客さんや店員さんに迷惑をかけないよう注意しながら、気になった商品のポップをiPadで撮影したり、店員さんにインタビューしたりと、積極的に活動していました。


 社会科担当の先生は、「見学の対象となる公共施設が学校からそう遠くない場所にあるというのは大きなメリットだと思っています。加えて、いつも見学を快く受け入れてくださることに感謝しています」と話していました。


 現在、授業ではこのまとめを行っていて、それが終わったら国語の「仕事のくふう、見つけたよ」という単元と連動させた『報告書』を完成させる予定とのこと。できあがりが楽しみですね。


 バロー南松本店のみなさま、子どもたちにたくさんのことを教えてくださり、ありがとうございました。

ヨーグルトだけでこれだけの品揃え。お気に入りもありました!

お総菜コーナー/夏から秋へ、目立つポップの季節感

防災訓練 災害リスクに対する備えと心構え

 8月30日(金)は防災訓練でした。地震の効果音(校内放送)が聞こえると、生徒はとっさに机の下に身を隠し、揺れと落下物から身を守る姿勢を取りました。揺れがひと段落したとして教頭先生から避難指示が出されると、各階から生徒が移動。教頭の「余震の恐れもある。慌てず落ち着いて行動を」という指示を、他の先生も繰り返し生徒に伝えていました。
 先生たちはトイレや特別教室の中もしっかり確認。この日の出欠席状況と点呼の結果が教頭、校長へ報告され、全校の避難が完了しました。


【訓練を振りかえって】
◆校長先生より◆
 年始に能登半島地震があり、最近は南海トラフ地震臨時情報が発表されたばかりです。日本には111の活火山があり、これは世界全体の1割だそう。日本列島周辺のプレートの境界では地震活動が活発で、いつどこで大地震が起きても不思議ではない・・・そういう場所に暮らしている意識を持ちましょう。
 訓練のたびに伝えていますが、命を守るためには、一人ひとりがもしもに備えること、こうした訓練に真剣に取り組むことが大切です。地震や台風など災害が起きたときのことを家族の方とも話しましょう。もしもの時は平静ではいられません。繰り返しの訓練で少しずつ心の準備もしておくことで命をつなぐことができる、そのことを覚えておいてください。


◆教頭先生より◆
 シナリオを詳しく知らせない訓練でしたが、放送をしっかり聞き指示に沿うこと、スムーズな校内移動ができていました。
 地震が発生したあとは余震が襲ってくる可能性が高いです。一刻を争う中ではありますが、今日のように、急ぐことよりも周囲を見ながら移動することも大切です。担任や学年の先生方と一緒に、地震のときと火災のときに注意すべきことも確認しておいてください。

集合場所まで慌てず移動

速やかな点呼から教頭先生への報告

水泳実習

 今年もSAM石芝様の室内プールをお借りして、水泳実習が行われています。


 8月29日(木)は6年生、7年生の授業日。泳力別に分かれ、インストラクターによる指導を受けました。中級コースではクロールのスピードアップを図るため、ビート版を使って「バタ足強化」に励む生徒たちの姿がありました。壁から離れた後、勢いよく水しぶきを上げながら前進していきました(写真)。

第1回入学選抜試験 9月8日(日)

第1回 入学選抜試験

日時:令和6年9月8日(日)

対象:新1年生

出願期間:8月26日(月)~8月30日(金)

合格発表:9月14日(土)



入学願書の請求、お問い合わせはこちらから

出願方法等ご不明な点がございましたら、才教学園事務室(0263-58-0311)までお問合せください。


令和6年度2学期始業式

 31日間の夏休みを終え、2学期が始まりました。
 生徒たちは、普段より大きな荷物を抱えて元気に登校。教室に入ると早速、宿題をきれいに並べて提出したり、先生や友達と笑顔で夏休みの思い出を話したりしていました。
DSC_5747 - コピー.jpg DSC_5745 - コピー.jpg


始業式・校長講話
 おかえりなさい。こうして元気に学び舎に戻ってきてくれて嬉しいです。みなさんには、この夏の経験や学びをフル活用して、有意義な2学期にしてほしいです。
 さて、パリ五輪で日本人選手団は20個の金メダルを獲得、本当にすごい活躍でした。今大会の参加選手に、個人で銅メダル、団体で銀メダルを手にした卓球女子代表の早田ひなさんという方がいます。帰国会見で「今やりたいこと」を問われ、答えのひとつとして「知覧特攻平和会館に行きたい」と言っていました。「生きていること、卓球ができることを当たり前じゃないと感じたいから」だそうです。
 それを聞いて私は、「彼女は、競技に取り組めている現状を当然と思わず、そのことに感謝して次の高みを目指す決意があるのだな」と考えました。この謙虚さが、立派な成績を収めた早田選手の強さの要因なのかもしれません。
 ここで出てきた『特攻』とは、太平洋戦争末期に日本軍が戦闘機などで連合軍の艦船に文字通り体当たりする攻撃で、知覧にもその基地がありました。人員、物資、燃料といったものがなくなっていく中、多くの人命が失われました。知覧特攻平和会館には、隊員が家族や愛する人たちにあてた手紙や遺品などが展示されています。私が、いつかみなさん自身に足を運んでほしいと思う場所のひとつです。あの場所で過去に触れると、平和は当たり前ではなく、多くの人の犠牲の上にあることを痛感します。平和を守り、次の世代につなげていかなくては、という気持ちが強くなります。
 みなさんが本校で学べることは当たり前のことではないよ、と私は繰り返し伝えていますね。みなさんには、現状に感謝し、世界をつないでいくために勉学を深めてほしいです。
 長い2学期の途中にはさいきょう祭が控えています。今日のスタートにあたり、『何事にも前向きに、全力で取り組むこと』、『高い目標、理想を掲げ挑戦を続けること』を胸に、ともに過ごしていきましょう。
DSC_0731 - コピー.jpg


*****


 始業式に続き表彰・賞状伝達式が行われました。夏期休業中に生徒が参加・出場した各種大会の結果報告があり、対象の個人と部活動に校長から賞状が手渡されました。1学期終業式が急遽配信形式となってしまったため、そこで伝達予定だった分も併せての表彰式でした。
 また、通学時の安全に気をつけることを目的に、バス会も開かれました。スクールバスおよび電車や駅など公共の場所を利用する際は、自分たちと周囲のみなさんのためにもルールやマナー遵守を徹底していきます。

表彰式/校長から労いの声をかけられ賞状を受け取る生徒

バス会/先生は「生徒同士、正しく注意することも大切」とも

1学期終業式

 7月19日(金)は1学期終業式でした。この日は全校を挙げて念入りに大掃除をした後、配信形式で終業式を行いました。


DSC_5542 - コピー.JPG

DSC_5554 - コピー.JPG DSC_5562 - コピー.JPG


 直後のホームルームでは、担任が校長講話の振り返りや、休み中の過ごし方について改めて言及。初めて通知票を手にした1年生は、中を見たくて少しそわそわ・・・。先生から、今学期のがんばりを称える賞状なども笑顔で受け取り、約1か月の夏休みに入りました。


DSC_5565 - コピー.JPG DSC_5604 - コピー.JPG


【終業式・校長講話】
  1年生は初めての夏休みにわくわくドキドキでしょうか。9年生はいよいよ勝負の夏休み。自分史上最高に自身を見つめ、勉強に取り組む夏になることを願います。
 1学期始業式で伝えたこと―「自分に厳しく、他人に優しく」を徹底しよう―は実践できたでしょうか。学年や立場が違えば計画も様々ですが、生活習慣を崩さず、感染症や熱中症などにならないよう努めましょう。
 この夏の私の楽しみは、パリオリンピック。3年前の東京大会で日本人選手団のメダルラッシュに沸いたように、今回も多くの選手の活躍に期待しています。
 そのオリンピックのマークを考案し、「近代オリンピックの父」と呼ばれるクーベルタンという人がいます。彼が、少しずつ重なるあの五つの輪に込めた思いは何か。それは、スポーツの祭典を通じて人々が集まり、人種や文化の壁を超えた理解をもってつながり合い、平和に貢献しようというオリンピックの理想です。また、五輪と下地に使われている6色で世界のほとんど国旗が描けるのだということも、クーベルタン自身が話しています。
 また、オリンピックにまつわる発言で、「重要なのは、勝つことではなく参加すること」というものがあります。クーベルタンはここに、ふたつのメッセージを込めたそうです。ひとつは、参加者に対して「五輪の理想を決して忘れるな」という思い。もうひとつは、すべての人に向かって「人生で大切なことは、成功はなく努力し続けることである」ということ。
 世界中で様々な問題が起きている今、本来の目的と理想を胸に参加する選手がどんな努力をして、どんな苦難を乗り越えてあの場に立つのか。そういったことを知り、想像することは、みなさんがいろいろなことを学ぶ機会であり、オリンピックの見方を変えるかもしれません。競技に向かう選手の真摯な姿、ひたむきさから、人が人を感動させることができる姿というのはどういうものか―それを、みなさんに感じ取ってほしいです。
 夏休みならではの経験を積んで、2学期始業式の日に元気な姿で戻ってきてください。成長したみなさんの姿を楽しみに待っています。

第20回さいきょう祭スローガンと全校合唱曲が決定 実行委員長コメントも

さいきょう祭(10月開催)のスローガンと全校合唱の曲が、7月16日(火)の全校集会で発表されました。


*****


きらり.png


実行委員長 比田井さんのコメント
 大切な発表が済んだところで、今から期待でいっぱいです。総合芸術の場であるさいきょう祭には、演技、歌だけでなく、演目を支える側にも大切な役割がたくさんあります。スローガン「輝」のもと、ぜひ一人ひとりが"自分の長所"を生かして当日を迎えられるよう願っています。
 今年の生徒全員が、それぞれ持っている「才」を「いいね」と認め合い、一瞬一瞬を大切にし、当日を振り返ったときに、最後まで力を出し切った、やり切ったと思えるさいきょう祭にしましょう。
 全校合唱で歌う曲は、Mrs. GREEN APPLEの「ケセラセラ」。頑張っている人、ちょっと辛い思いをしている人を後押ししてくれる楽曲で、歌っても聴いても勇気が出てきます。私たちが心をひとつにして歌うことで生まれる力で、聴いてくださる人の心を動かしたいです。

全校の前であいさつする実行委員長・比田井さん

食べ物の「もったいない」を学ぶ!

投稿日:2024.07.25

お知らせ 小学校 第Ⅰ期

 7月12日(金)、3年生を対象に「食品ロス」がテーマの環境教育授業を行いました。
「食品ロス」という言葉は知っていても、その内容まではまだ・・・という子どもたちに、松本市環境・地域エネルギー課の山内さんが、身近な「食」をきっかけに話をしてくださいました。


IMG_1131 - コピー.JPG


★1杯のカレーライスができるまで
 材料が家に届くまでには、生産、運搬、販売など多くの人が関わっています。そして、おいしく調理してくれる家族もいて、最終的に自分の栄養につながっているのだということを再確認。山内さんからは他にも、賞味期限と消費期限の違い、食料自給率などについても分かりやすく教えていただきました。


★今回学んだこと
①世界には食べたくても食べられない人がいる
②日本は世界からたくさんの食べ物を買っている
③たくさんの食べ物を捨てている
④一人ひとりの小さな取り組みが大切


 授業後に3年生が書いた感想には、「給食を残さず食べる」「好き嫌いを少なくする」「感謝して食べる」などの言葉が並んでいました。


IMG_1129 - コピー.JPG IMG_1132 - コピー.JPG


★冷蔵庫の中を見て買い物へ お店では「手前取り」
 松本市が取り組む『残さず食べよう!30・10運動』の家庭版として、「毎月30日は冷蔵庫クリーンアップデー(冷蔵庫内を点検し、期限間近の食品を調理し食べきる)」「毎月10日はもったいないクッキングデー(廃棄しがちな野菜の茎や皮の調理や、料理のリメイク)」があります。保護者と子ども向けにそれぞれプリントを配ったので、親子間でも話題にしてもらえたかと思います。
 できることは限られるかもしれませんが、それでも、小さなことからコツコツと、食品ロスが少しでも減っていくよう各家庭で取り組んでいただくことが一番の成果になりますよね。夏休み、家族で時間を取りやすい日もあると思いますので、ぜひ実践していただきたいです。

5・6年生の非行防止教室 『これって悪いこと?』 

 今学期の登校もわずかとなった7月10日、松本警察署の方をお招きし、5・6年生を対象にした非行防止教室を行いました。
 万引きや泥棒は、れっきとした犯罪。たとえそれらをしたのが子どもだとしても、深く考えずにとった行動だとしても、罪に問われることがあると教わりました。人のものや学校のものを壊したり、何かに落書きしたりすることは器物損壊罪、直接・間接に関わらず誰かを傷つけるのは傷害罪―など、犯罪行為の事例と量刑にまつわる説明もありました。


「夏休みは、気持ちが大きくなったり緩んだりすることがある。自分も、家族や周りの人も傷つけず、正しく生きてほしい」と話したスクールサポーターの吉田さん。映像教材でも、「一度でも罪を犯すと、周囲の信用を失うなど自分が一番の被害者になる」という話がありました。
 社会のルールを守ることは言うまでもありませんが、それに加えて「なぜルールを守らなければいけないのか」ということもしっかり考える1時間になりました。

「とまる・みる・まつ」交通安全のルール

 7月2日(火)、交通安全教室を行いました。全校を3グループに分け、登下校時や普段の生活において守るべき交通安全の基礎を教わりました。


自転車安全講習/4年
 松本市役所交通部の方は、講話の冒頭で1枚のだまし絵を提示。「なぜそのようなことをするのだろう?」その理由は、「ひとつのことに集中すると、全体の中で見落とすものがある」からだそう。信号機の3色ライトの並び順、歩行者用信号の赤と青はどちらが上か・・・並び方を問われると、正解と不正解は半々くらい。毎日見ているようでも、意外と覚えていないことに驚いた4年生です。 「普段から意識しているかどうかが大事」という話でしたが、どうしてその順番・位置なのかを聞いて納得の表情。帰ってから、ご家庭でそのわけをお聞きになった保護者の方もいらっしゃるのではないかと思います。
 話は変わり、昨年、松本で起きた事故について。けがの報告があったものが約800件、物損(けがには至らない)事故は約8200件と、全部で9,000件にのぼり、一日あたり250件の事故が起きていることに! 20歳以下、高校生が多数との話ですが、そもそもこの地域で自転車を利用者するが人が多いことも一因のようです。とはいえ、数年後にはその年齢に到達する4年生は、真剣に耳を傾けていました。


DSC_0182.JPG


 このほか、1~3年生は「交通ルールと道路の安全な渡り方」について、5年生以上は交通ルール全般、安全な歩行や自転車等の利用、保険の話にいたるまで、たくさんの話をしていただきました。
「道路を使うのは自分だけではない。みんながきちんとルールを守れば事故は防げる。急いでいても、いったん"止まる"、しっかり周りを"見る"、安全だといえるまで"待つ"」ことを心がけて」という約束を、しっかり守りたいと思います。

 松本市役所交通部と交通安全教育支援センターのみなさん、ありがとうございました。



交通安全教室担当より
 自分の身を守るため、そして、周りの人を守るためにも、思いやりの心を持って、今後の交通マナーの向上に努めてほしい。
 今回の話の中心、「とまる・みる・まつ」を忘れないこと。歩くとき、自転車に乗るとき、お家の人の車に乗るときも、です!

標識は、その色にもきちんと意味がある

自分の「利き目」はどっちだろう?