信濃毎日新聞社などが主催する第22回長野県こども新聞コンクールの中信木曽地区審査会で入賞した本校の生徒2名に11月24日(水)、校長から賞状伝達が行われました。
【審査結果・表彰の詳細】
山野湊太くん(1年)1・2年の部 優秀賞
「まつくいむししんぶん」
奥田嘉彦くん(4年)3・4年の部 努力賞
「アルツハイマー病新聞」
山野くんの新聞のタイトルは「まつくいむししんぶん」。3月まで通った園のシンボルツリーである松の木が松くい虫の被害を受けて切られることを知り、周辺地域の松枯れ問題や一番の原因と言われる「マツノザイセンチュウ」について調べたことなどを写真とイラストを交えてまとめました。被害を受け伐採されたアカマツ材の利用法について林業センターへの問い合わせもしたそうです。
脳科学の分野に興味があるという奥田くんのテーマは、「アルツハイマー病」について。病気の概要説明や発症後の治療方法に加え、「日常的な刺激がなくなると認知症は急激に進行するので、何気ない会話や買い物といった普段の行動を意識しましょう」と考察しています。
2人とも、現代の社会問題に高い関心を寄せているようです。探究的な学習活動が実を結んだ、嬉しい報告でした。
松本広域消防局が主催・募集した防火ポスターの審査結果が発表になり、本校からは3名の作品が入選しました。
11月8日(月)午後、校内応接室にて校長より賞状伝達と記念品の授与が行われました。
受賞されたみなさん、おめでとうございます。
優秀賞 百瀬ひよりさん
佳 作 神農 泰くん
努力賞 内山雄介くん
「ポスターを描くときにどんなことに気を付けましたか?」と校長が尋ねると、「遠くから見てもわかるようにしようと思って描きました」「絵が目立つ色使いにしました」などと、しっかりと返答していた3名。
記念品として贈られた、作品があしらわれたメモ帳やポケットティッシュにもとても喜んでいました。
防火ポスターの募集は、児童の防火意識を高めること、また広く火災予防を呼びかけることを目的に、松本広域消防局管内の小学校4年生を対象に行われたものです。なお、今年度の入選作品は、松本・塩尻・安曇野各市の商業施設において12月初めまでの巡回展示で見ることができるそうです。
和やかに行われた伝達式
上は百瀬さんの作品、(下段左から)神農くん、内山くんの作品
みんなの作品を見て「どれも本当によく描けていますね」と校長(右手前)
10月9日(土)に行われる長野県中学生英語弁論大会県大会(長野県総合教育センター)に、9年生の伏見亮一くんが「Who is the wall made by?」というテーマ(タイトル)で発表します。
ホームステイをしたときに消極的だった自身に対し、ホストファーザーから「壁は相手が作っているのではなく、自分が作っているものなんだよ」と声をかけられたという伏見くん。「自分は人見知りだから・・・」と、相手が拒む雰囲気を出していたのは自らの側あったのかもしれないと思い至り、このことが人と積極的に関わっていこうと自分を変えるきっかけになったということです。
映像審査となった地区大会(9月)の結果を受け、県大会に向けて毎朝と放課後の練習に余念がありません。本校英語科の矢崎先生は、「今年の出場者はどうなるかと思っていたころ、伏見くん自身が『出場したい』と直接伝えに来ました。練習を始めた頃は表情も硬く緊張していることが見てわかりました。しかし、発音にこだわり、話し方や伝え方をよく研究し、自身をもってスピーチできるようになりました。受験生としての学習と並行してよく頑張っています」と話してくれました。
伏見くんコメント
「テレビで弁論大会特集を見て、素直に堂々と話す人たちに憧れを持ちました。今まで英語でスピーチをしたことはなかったので、チャレンジしたいと思いました。苦手だったLとR、BとVの発音は、英語科の矢崎先生、トービン先生の発音をよく聞いて直していきました。練習を毎日していますが、ただ暗記したことを述べるのではなく、自分の思いもしっかり届くようなスピーチを(県大会で)したいです。」
弁論大会の練習と同時に、英検準1級2次試験合格に向けた勉強も進めているという伏見くん。県大会での健闘を祈ります!
地区大会の入賞を喜び英語科教諭と談笑する伏見くん
令和3年度第1回日本語検定において優秀な成績を収めたとして、本校2年の原田樹生くんへの賞状と盾の伝達式が校内で執り行われました。10月25日(火)午後、日本語検定の協賛企業である東京書籍より石井様が来校され、原田くんに7級・読売新聞社賞最優秀賞の賞状が手渡されました。
「受検日まで、問題をたくさん解いて勉強しました」と話した原田くん。石井様と、同席した教頭と3人、笑顔で言葉を交わす様子はとても和やかでした。
また、この令和3年度第1回検定においては、優秀な結果を多数残した団体に贈られる東京書籍賞優秀賞を、学校法人才教学園として受賞しました。
長野県立高校入試では、前期・後期ともに、問題文そのものが難しくなったり、長文化したりという傾向があります。日本語検定はそのようなことに対応できる力も育んでくれます。今後も多くの生徒のみなさんにチャレンジしてほしいと思います。
東京書籍 石井様より
このたびは個人と団体での入賞おめでとうございます。 原田くんの今回の成績は、一生懸命頑張った成果の表れです。これからも、6級、5級・・・と、上位級までぜひ挑戦してください。
表彰を受けた原田くんと東京書籍・石井様(撮影のために短時間マスクを外しました))
原田くんと話す石井様(右)教頭(左)
団体でも表彰いただきました
7月17日(土)キッセイ文化ホールにて、第61回長野県吹奏楽コンクール中学校の部中信地区大会(B編成の部)が行われました。吹奏楽部顧問より報告がありましたので、お知らせいたします。
============
昨年度の大会はコロナ禍のため中止となり、2年ぶりのコンクール出場です。本校の吹奏楽部は、中学生5名と小学生4名の計9名と、他校と比べても小さなアンサンブルですが、元気な音を出すこと、音程をそろえることに気をつけて演奏することができました。
結果は銀賞。県大会に進むことはできませんでしたが、審査員の方々からは「のびやかなサウンドだった」などお褒めの言葉をいただきました。また、この大会を通して、たくさんの人に支えられていることに改めて気づかされました。保護者のみなさんをはじめ、部員たちを支えてくださった皆様、ありがとうございました。
このことを忘れず、2学期に予定している定期演奏会やさいきょう祭に向けて、演奏にさらに磨きをかけていきます。
吹奏楽部顧問
============
【大会情報】
令和3年7月17日(土)
第61回長野県吹奏楽コンクール中学校の部
中信地区大会B編成の部 銀賞
演奏曲:山下祐加作曲「春の扉」
学校での集合写真。
9年生も秋まで活動継続です。
日本語を母語とする小学生・幼児を対象とした第31回ちびっこイングリッシュコンテスト(株式会社京都放送主催)において、本校の小口慧乃さん(受賞時小学2年生)が優秀賞を受賞しました。
小口さんは、「My Sweet Beetles」というタイトルで約2分のスピーチを行いました。家族で訪れたブルーベリー農園の管理人さんから2匹のカブトムシをもらったこと。そのカブトムシを「ビー君」「トール君」と名付け、苦手な土の入れ替え作業も自分でして大切に世話をしたこと。そして、「寿命が尽きた2匹とのお別れは悲しかったけれど、ブルーベリーを食べるたびに彼らのことを思い出します」と結びました。
3年生に進級した4月下旬には、授業の時間を使ってクラスメートや先生の前でスピーチを披露。担任の先生によると、楽しそうに「話す」小口さんと「聞く」みんなの雰囲気は、とてもよかったそうです。
〈コンテスト情報・結果〉
第31回ちびっこイングリッシュコンテスト
2021年3月28日 KBSホール(京都)
英語スピーチ一般部門 優秀賞
受賞を喜ぶ小口さん
今年度実施された第2回日本語検定の結果が発表になり、本校で受検・合格した4名に協会から賞状が届きました。このうち、大学卒業から社会人中級レベルとされている2級に合格した矢野口くんが、検定を振り返り感想を寄せてくれました。
『日常の中で見聞きすることが大切』 9年 矢野口京右くん 4回目の受検で日本語検定2級に合格できました。3級までと違い2級合格の壁は厚く、2度挑戦して結果を残せなかったときは心が折れそうになりました。しかし、9年生となって受験勉強も進めるうちに再び検定合格への意欲が湧き、4回目の挑戦をすることにしました。試験対策テキストも解きましたが、もともと読書が好きだったこともあり、日頃から本や新聞で活字に触れることを意識していました。日々の生活の中で見たり聞いたりすることがかなり役に立ったと思います。
***
表彰の詳細は次のとおりです。
みなさん、おめでとうございます。
【時事通信社賞 優秀賞】
2級 矢野口京右くん(9年)
4級 菅谷悠真くん(3年)
【読売新聞社賞 最優秀賞】
7級 内海友希くん(3年)
7級 岡田帆香さん(2年)
【東京書籍賞 最優秀賞】
学校法人 才教学園
本校4年生の西村光惺くん(4年)が、第5回ベートーヴェン国際ピアノコンクールアジアおよび第39回全日本ジュニアクラシック音楽コンクールで上位入賞を果たしました。
昨年もコンクールに出場した経験から、「今年はもっと頑張りたい!」と、毎日2時間ほどの練習を欠かさず続けてきたそうです。6年ほど前にピアノを始めて以来、「練習は大変だけれど、その積み重ねから自分が表現したい音色を出せたり、いい演奏ができるようになったりすると、とても嬉しい」と笑顔を見せ、今後はピアノも勉強もスポーツも全力で取り組みたいと話してくれました。
入賞を励みに、演奏に一層磨きをかけてほしいと思います。
西村くん、おめでとうございます!
〈大会情報・結果〉
第5回ベートーヴェン国際ピアノコンクールアジア
B部門本選会 金賞
ベートーヴェン 6つの変奏曲 ト長調 WoO.70
第39回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール全国大会
ピアノ部門 小学生中学年の部 第5位
グリーグ 抒情小品集 第3集 Op.43-1、
シャー チャルダッシュ・ラプソディ
秋に9年生が引退し、新たなメンバーで活動を始めた吹奏楽部にとって最初の大会となるアンサンブルコンテスト。今年は新型コロナウイルスの影響により会場での演奏は叶わず、音源審査となりました。 会場で演奏するのとは異なる緊張感がありましたが、録音当日は精一杯のパフォーマンスができました。先輩から受け継いだ音を大切にしながら日々練習を積み重ねてきた新体制の音色に、審査員の先生方からは「ていねいな響きが感じられます」などのコメントをいただきました。音楽を作るうえでの課題もいただき、今後の活動への大きな励みとなりました。 応援してくださった生徒のみなさん、保護者の皆様、活動に携わってくださった皆様、ありがとうございました。 《大会情報・結果報告》 第46回長野県アンサンブルコンテスト中学校の部 松本地区大会 令和3年1月10日(日) 木管四重奏 金賞 ※音源審査 有賀美羽(8年) 花村怜海(8年) 栁沢信太朗(8年)根本あかり(7年) 曲目:道 作曲:山下祐加 第19回中部日本重奏コンテスト長野県大会中学校の部
打楽器二重奏 優良賞 ※音源審査
加藤美夏(6年) 山崎花峰(5年)
曲目:UNDERTALEより「SAVE THE WORLD」 作曲:Toby Fox
フルート独奏 優良賞 ※音源審査
安永理沙(5年)
曲目:カノン 作曲:パッヘルベル
木管四重奏
打楽器二重奏
フルート独奏
テレビ松本ケーブルビジョンが主催する立体アート作品展において、本校生徒の作品が入賞しました。最高賞である松本市教育委員会賞をはじめ、松本市美術館賞などをいただいた6名の作品を写真で紹介します。 みなさん、おめでとうございます! 第22回テレビ松本小・中学生立体アート作品展 ◆松本市教育委員会賞 模刻「1/4キャベツ」谷つぐみさん(7年) 谷さん「キャベツという身近にある野菜だけれど、今まで意識して見たことがない細部までよく観察して、作品にしました。芯や、葉の巻きなど、普段気づくことのなかったキャベツの構造を知ることができました。白から緑のグラデーションや葉1枚の厚さにこだわって粘り強く制作したので、最高賞に選ばれたと知ったときには、本当に嬉しく思いました。」 ◆松本市美術館賞 「白ねずみ」比田井絢翔さん(5年) 比田井さん「今回一番苦労したのは『白ねずみ』の毛の表現です。細く伸ばした粘土を一本ずつつけていく作業が大変でした。実は、ねずみには後ろ足もあります。裏返さないと見えない部分も手を抜かずにがんばりました。」 ◆金賞 「もののけ『ふろしきひきずり』」内海留奈さん(8年) ◆銀賞 「キジ」 大工原一輝さん(5年) 「バス恐竜」加藤純明さん(3年) ◆銅賞 「でかいよ!オニヤンマ」小林凜香さん(6年)
(上から)谷さん「1/4キャベツ」、比田井さん「白ねずみ」
(上から)内海さん「もののけ『ふろしきひきずり』」、大工原さん「キジ」
(上から)加藤さん「バス恐竜」、小林さん「でかいよ!オニヤンマ」