1月13日(土)に塩尻レザンホールにて、第27回中信地区小・中学校重唱・合唱大会が行われ、本校の合唱部が中学校の部に出場、金賞をいただきました。
出場したメンバー4名は全員7年生。昨年、小学校の部で出場した経験があります。今大会に参加した学校数は12、出場チームは16チームありました。本校の編成は女声四重唱で、これは参加16チームの中では最も少ない人数です。雰囲気に押されてか、本番前には不安そうな表情を浮かべていた時間もありました。しかし、いざステージに立つと、そのようなことを微塵も感じさせることなく堂々と歌い、会場いっぱいに豊かなハーモニーを響かせることができました。
審査員の先生方からは、たくさんのお褒めの言葉をいただき、3年連続の金賞受賞という快挙を遂げることができました。才教の合唱部らしく、体をいっぱいに使い声を前に出すことを意識した表現を認められたことは、とても嬉しいことでした。この大会の経験が今後の更なる活動につながることを願っています。
<大会情報>
平成30年1月13日(土)
第27回中信地区小・中学校 重唱・合唱大会 中学校・重唱の部
女声四部重唱 「鉾をおさめて」「赤とんぼ」 金賞
放課後の練習
1月7日(日)の地区大会予選を抜け、14日(日)の吹奏楽アンサンブルコンテストの中信ブロック大会において、フルート五重奏が金賞をいただきました。145団体中9位内の入賞です。前身のフルートアンサンブル部として創部してから、県大会へ進むのは今回が初めてとなります。
リーダーの名和いろはさん(8年生)は、「曲が決まって練習を始めた頃は、出だしを合わせるところでよく失敗していました。しかし、今は暗譜もできて、タイミングも息もしっかり合わせられるようになりました。先生から指導を受けたところはすぐ直し、前の日よりも良い演奏ができるように心がけて練習しています。」と話していました。
ボワモルティエ作曲「5本のフルートのための協奏曲」は、彩り豊かなアンサンブルの中にもソロパートがあり、とてもやり甲斐のある楽曲。5人とも「ソロの部分は全員で演奏している時とは違う緊張感がある。」と声を揃えます。
審査の結果、県大会への推薦をいただいた5人が目指すのは、『音楽的にも豊かで、細かいミスのない演奏』とのこと。次の本番に向けさらにモチベーションが上がっているそうで、意気込みを聞くと、「コンテストとはいえ硬くなりすぎず、一音一音を丁寧に吹き楽しく演奏したい。」と名和さんが元気に答えてくれました。
小学生3名の入ったアンサンブルが県大会に出場するのは、長野県初の快挙となります。
県大会は、21日(日)にキッセイ文化ホールで行われます。
〈大会情報〉
平成30年1月14日(日)
第43回長野県アンサンブルコンテスト中信大会 中学校の部
フルート五重奏 金賞
「小さな親切」運動長野県本部などが主催する作文コンクールの入賞作品が決まり、2年生の中島麟香さんが長野県知事賞に選ばれました。「ことばが出なくても」という題名で、地域の活動を通じて友達になったお兄さんと一緒に電車通学をしていたことを紹介し、会話が少なくても中島さんの通学を見守り、サポートしてくれていたお兄さんのやさしさについて綴っています。
なお、この作文は全国大会(小学生の部)でも入選しています。
ことばが出なくても
才教学園小学校 二年 中島 麟香
わたしは、小学校一年生の時から、一人で電車をのりかえながら学校にかよっています。初めて電車にのった時は、のりかえ方がよく分からず、ドキドキしていました。
ある日の夕がた、とよはし行の電車にのりかえようとすると、駅のホームで、○○君に出会いました。○○君は、○○ようご学校にかよっていてダウンしょうと言うびょう気なのだそうです。わたしがすんでいる岡谷市には、ともだちプラネットと言うかつどうがあり、そこはしょうがいがある子どもと、しょうがいのない子どもがいっしょに工作をしたり、えん足に出かけたりする場しょです。わたしは、休みの日になると、いつもお兄ちゃんにつきそって、その場しょに行き、そこで○○君と友だちになりました。○○君は、ダウンしょうなのでほとんどしゃべることができません。でも○○君はそれからまい日、わたしが電車をのりまちがえたり、電車をおりそこねることがないように、いつも駅のホームでわたしをまってくれていて、いっしょに電車にのり、おりるときは電車のドアボタンをおしてくれたりしました。わたしと○○君は、電車をおりてからは、いつも駅のホームのかいだんを二人できょうそうしながらかけおりてあそびました。
二年生になってじゅぎょうの時間が長くなってしまったため電車にのる時間がかわり、今はもう○○君に会うことはなくなってしまいましたが、今ふりかえって見ると、一人で電車をのりかえるよりは、そこに○○君がいてくれただけで、わたしは一日の疲れも一気にふっとびとても楽しかったです。学年がかわって電車にのる時間がかわってしまったことを、わたしは○○君につたえることができませんでした。○○君も高校生になったので、ともだちプラネットのかつどうにほとんどこなくなってしまいました。
雨がふると、わたしは駅のホームでまっていてくれた○○君を思い出します。○○君はきっと学年がかわってわたしがのる電車がかわったことをしらずに、きっとあの場しょでしばらくまっていたにちがいない。ことばが話せなくても、わたしは○○君と会えていっしょに電車でつう学できたことがとてもうれしかったし、○○君はとてもしんせつなお兄さんであると思います。高校を出たら○○君はどこかではたらくのだと思いますが、わたしは、○○君にこれからもまわりのみんなにやさしい大人になってほしいと思います。わたしも、○○君のことをわすれません。わたしもまわりのみんなにやさしい大人になりたいです。
※作文の掲載にあたり、表記を一部変更しております。
11月に行われた第49回ジュニア優秀選手招待公認記録会において、2年生の清澤龍翔くんが8才以下・男子50m平泳ぎで第1位となりました。2017年度の強化選手(長野県)にも選ばれている清澤くんは、200m個人メドレーにも出場、全国から集まった選手たちと競い、この種目でも堂々2位の成績を収めました。 2年生ながらスイミング歴は8年という清澤くん。「スイミングを始めたのは1才前からのことなので自分は覚えていないけれど、もともとは体を鍛えるために家の人が習わせてくれていた。今回はメドレーで2位、そして一番得意な平泳ぎで1位になり、2種目でのメダルをもらうことができてとてもうれしかった。」と、感想を話していました。 1月の大きな大会での上位入賞を狙い、週5日の練習に熱心に取り組んでいるそうです。「あこがれの萩野選手、中村選手たちと同じプールを使えるのでわくわくしている。苦しいなと思うときもあるけれど、応援してくれる人がいること、それに練習をたくさんすればいい結果が出るので、もっと頑張りたい。」と頼もしい姿をのぞかせました。
〈大会情報〉
第49回ジュニア優秀選手招待公認記録会
会場 東京スイミングセンター
会期 平成29年11月22日~26日
[2日目…11月23日]
クラス・種目 8才以下 男子200m個人メドレー
順位・記録 第2位 2分50秒82
[4日目…11月25日]
クラス・種目 8才以下 男子50m平泳ぎ
順位・記録 第1位 41秒61
第1回食品ロス削減全国大会(10月30日、31日・松本市)の関連行事として開催された「標語・壁新聞コンクール」で、5年生の福井一志くんの作品が壁新聞の部で優秀賞に選ばれました。
お母さんの勧めもあり、 “食品ロス”に関し「 “もったいない”を未来へ」と題した壁新聞を作成した福井くん。食品ロスとはどういうものか、また、食品ロスを減らすための方法を調べて紙面にまとめました。家庭では、冷蔵庫の中に入っているものを確認してから必要なものを必要な分だけ買うこと、食事をつくるときに量を加減すること、フードドライブを活用すれば賞味期限が長い食品のむだがなくなり、困っている人が少なくなることなどを取り上げ、「自分も好き嫌いがあるけれど、出してもらった食事はできるだけ残さないようにしています。好き嫌いをなくすことや、”もったいない”の気持ちを持って一人ひとりができることをすれば、捨てる食べ物も少なくなると思います。」と話していました。
小中学生を対象に、「食べものの”もったいない”」というテーマで行われた今回のコンクール。福井くんを含めた入賞は次のとおりです。みなさん、おめでとうございます。
●食品ロス削減標語・壁新聞コンクール
【壁新聞の部】
5・6年生の部 優秀賞 福井 一志くん(5年)
【標語の部】
3・4年生の部 優秀賞 根本 あかりさん(4年)
中学生の部 優秀賞 關 瑠那さん(9年)
入 選 根本 潤一さん(9年)
9月に開催された「第70回長野県書道展覧会」小学部(条幅の部)において、望月優里さん(6年)の作品が特選を受賞しました。
『星雲銀河』の4字を綴った望月さんは、「“河”のくちの部分を、縦画と横画のとめに注意してバランスよく書けました。4年生から始めた書道は楽しく続けられています。特選に選ばれてとても嬉しい。」と話していました。
望月さんを含む入賞・入選の結果(関係分)は次のとおりです。
みなさん、おめでとうございます。
●第70回長野県書道展覧会
【中学部-条幅の部】
銀賞 關 瑠那さん(9年)
入選 關 璃真さん(7年)
【中学部-半紙の部】
銀賞 關 瑠那さん
銅賞 關 璃真さん
【小学部-条幅の部】
特選 望月 優里さん(6年)
銀賞 關 玲薫さん(4年)
銀賞 村松 陽佳さん(2年)
銅賞 村松 瑞佳さん(5年)
入選 等々力 瑛二くん(2年)
【小学部-半紙の部】
銀賞 望月 優里さん
銅賞 等々力 瑛二くん
銅賞 村松 陽佳さん
入選 等々力 一真くん(5年)
入選 村松 瑞佳さん
卓球部が、10月21日に団体戦、10月28日に個人戦という日程で、松本市中大会の新人戦を戦ってきました。
団体戦は男子のみ出場、8試合のリーグ戦を4勝4敗という成績で終えて15チーム中6位で中信大会出場の権利を得ました(9位までが中信大会に出場できます)。
順位は6位でしたが、3位のチームには勝利し、2、4、5位との対戦は、全てが最終ゲームにもつれ込む2-3というスコアでの敗戦でした。中信大会出場は果たしたものの、悔しい気持ちが残る結果でした。この悔しさは中信大会で晴らしたいと思います。
個人戦は、8年生の笠原崇君が、創部8年にして最高となる2位に入りました。こちらは248名が参加し、準決勝まで7試合を勝ち抜けるというハードなトーナメント。特にベスト8以降は各校のエース対決となりましたが、笠原君は冷静な試合運びで、見事に決勝進出を果たしました。決勝戦は惜しくも敗れましたが、ゲーム差は殆どなく、こちらも中信大会での活躍を期待しています。
他にも、8年生の胡桃甫君と深澤春花さんがベスト16。7年生の花田鈴世さんがベスト32で、中信大会出場を決めています。
中信大会は、11/18(土)、19(日)に松本市総合体育館で行われます。
3年生の五十嵐唯くんと神農凌くんが、算数オリンピック「第9回キッズBEE」のファイナル大会(7月16日、東京)に出場、ファイナリストの認定を受け、銅メダルが贈られました。「キッズBEE」という種目は、小学校1~3年生を対象に算数のおもしろさを身に付けてもらうことを目標にしており、四則演算で解答できるとなってはいるものの、規則性の発見や、柔軟な思考力・発想力を問う問題があり、算数の枠にとらわれない臨機応変さが求められます。
図形の問題を得意とする五十嵐くんは、お兄さんの影響もあって算数オリンピックに挑戦しようと決めたそう。「ファイナル(決勝大会)出場が決まってからは、家族にも協力してもらって、トライアル大会のときよりもさらにいろんな問題を解いた。ボーダーラインを越えられるかどうか心配もあったけれど、結果が分かったときはとても嬉しかった。」と笑顔を見せました。
神農くんは、テスト問題への取り組み方について、「まずはできる問題をしっかり解いて、それから難しい問題に戻って解けるまでやるようにしている。問題文をしっかり読んで、どういうことかイメージしてみることもある。」と話していました。
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2人とも、5年生以下が参加するジュニア算数オリンピックに出場することを今から楽しみにしていて、すでに準備もはじめているそうです。「ジュニアの大会でもファイナルに出場して、金メダルを獲りたい。」「学年が上がったら、広中杯(中学生対象)にも出られるようになるので、大好きな算数をもっと頑張りたい。」など、これからもやる気満々の様子です。
8月に佐久総合運動公園陸上競技場(佐久市)で開催された北信越中学校総合競技大会に、8年生の河野統徳くんが出場しました。種目は2年男子100メートル。河野くんは予選を2位のタイムで通過、迎えた決勝では11秒75で5位入賞となりました。
当日は気温が高く、風も巻くように強く吹いていて走りにくい条件だったものの、「佐久で走るのは今回が初めて。素晴らしいトラックで強い選手と肩を並べて走れたことは、とても勉強になった。」と話しました。また、「力みによる後半の失速が課題になっているけれど、普段から緊張感を持って練習すること、腿を高く上げ、強くふりおろすことを意識して走ることを心掛けたい」と、自らの改善点をあげて大会を振り返っていました。
この大会では自己記録の更新は叶いませんでしたが、9月23日に行われる新人戦を見据え、「調子が上がってきているのが自分でもわかる。記録(自己記録と諏訪地方の新記録)の更新も狙えそうなので、11秒50を目標に頑張りたい。」と真剣な表情でやる気を沸かせています。
今後の更なる健闘を祈ります!
〈大会情報〉
平成29年8月3日(木)・4日(金)
第38回北信越中学校総合競技大会
男子2年100m 第5位 11秒75
6月11日(日)、算数オリンピックのトライアル大会が開催されました。
算数オリンピックは、小学生・中学生の才能発現の場となることを目的に開催されるイベントで、「知の祭典」とも呼ばれています。種目によって60分、長いものでは90分間、難問に挑戦します。本校も今年から準会場の認定を受け、当日は他校からの参加者も交えての大会となりました。
ここで出題される問題は、普段授業で扱う教材よりはるかに思考力・発想力を必要とする難問ばかり。ファイナル大会への道は簡単ではありませんが、トライアル大会への挑戦が自分自身を鍛えることにつながっています。本校の数才クラスでも、難問を解くことで力を磨き、算数・数学の奥深さや楽しさを実感できるような活動を行っています。
参加した生徒たちからは、「あ~、難しかった~」という言葉が出ていましたが、それとは対照的に清々しい表情をしていて、集中して難問に立ち向かった達成感がにじみ出ていました。
そして、このほどトライアル大会の結果が発表され、3年生の五十嵐唯くんと神農凌くんが「キッズBEE」という種目でファイナル(決勝)大会に進出することが決まりました。
ファイナル大会は、7月16日(日)に東京のほか、大阪、福岡で開催されます。