日本新聞協会が主催する「第11回いっしょに読もう!新聞コンクール」で、本校9年生の河西俊太朗くんが優秀賞を受賞しました。
河西くんは、今年8月16日付の信濃毎日新聞(朝刊)に掲載された「戦後75年 満州・福島 2度失った古里」を選び、古里を追われた経験を持つ男性について書かれた記事を読んで、お父さんに意見を求め、内容を綴りました。
■河西くんのコメント
これまでにあったことやこれから起きること、その経緯などを、僕たちは新聞というツールから吸収することができる。書かれた文字をきっかけとして、ほかの人たちと言葉を交わすこともできる。得られた情報に対して疑問や関心を持ち、過去から学び未来に希望と責任を持てる人になれるよう、今後も努力をしていきたいと思う。
コンクールは、新聞を通じて社会への関心を高め、表現する力を養うことなどを目的に開催されています。自分の気になる新聞記事を家族や友達と一緒に読み、それについて感想や意見をまとめるものです。受賞者と作品の内容は、「NIE 教育に新聞を」ホームページに掲載されています。
10月11日(日)に信州スカイパークで全国選抜中学生テニス大会 長野県予選の団体戦が行われ、男子テニス部が見事優勝しました。 今回は参加した6チームの総当たり戦で試合が行われました。本校の男子部員たちは、一戦一戦着実に勝利を重ね、その結果、5戦全てで勝利。 日頃から、どんなことに対しても感謝の気持ちを忘れないようにしているというテニス部のみなさん。時間を有効に使い、無駄のないトレーニングに毎日汗を流しています。この成果を存分に発揮し、北信越大会のトーナメントも勝ち進んでくれることを期待します。 上位大会となる北信越大会は、11月3日(祝・火)に富山市岩瀬スポーツ公園(富山県)で行われます。 キャプテン 菊池龍成くん(8年) 「緊張感をもって臨んだ県大会で、いい成績を収めることができて嬉しい。北信越大会に向けて、勝てる試合運びを目指し練習を積んでいきます。たくさんのみなさんが応援して下さっていることに感謝し、精一杯のプレーができるよう頑張ります。」 〈大会情報・結果〉 令和2年(第9回)全国選抜中学生テニス大会 長野県予選団体戦男子団体戦 才教学園中学校(2年生4名、1年生2名) 5勝0敗 1位 ※結果の詳細は、長野県テニス協会ホームページ内、「ジュニア県予選(ジュニア委員会)」からご覧いただくことができます。
第21回テレビ松本小・中学生立体アート作品展にて、本校の生徒4名の作品が入賞しました。展示される作品は、小学生と中学生による彫刻・粘土・紙細工などの立体造形物となっています。
今回、松本市美術館賞を受賞した小松雅治くん(3年)の作品名は、「やさしいモンスター〈海竜〉」。図工の授業が大好きだという小松くんは、「コツコツ時間をかけて作ったモンスターが大きな賞をもらえてとても嬉しい。これからもいろいろな作品を作っていきたい」と喜びいっぱいです。
このほか、六井悠斗くん(7年)の模刻「舞茸」が中学生の部・金賞、矢沢陽奈さん(6年)の「歩くハリネズミ」が小学校高学年の部・銀賞、須藤爽斗くん(3年)の「クリスマスツリー」が小学校低学年の部・銅賞をいただきました。
みなさん、おめでとうございます!
松本美術館賞を受賞した小松くん(上)と「やさしいモンスター」
模刻「舞茸」(上) 「歩くハリネズミ」
「クリスマスツリー」
令和元年度の中信ブロック重唱合唱大会(1月18日、塩尻レザンホール)が行われ、5年生1名と6年生5名の計6名で小学生重唱の部に出場した合唱部が、見事金賞を受賞しました。 今年度演奏した曲は、鹿谷美緒子さん作曲、“谷川俊太郎の「わらべうた」による四つの小さな断章”より、「そっとうた」と「すっとびとびすけ」の2曲。どちらもアカペラの難曲です。本校の合唱部史上初となる、小学生による混声五部合唱への挑戦でしたが、みんな真剣に、それと同時に楽しく取り組み、本番でも堂々とした合唱を披露することができました。 大会直前に壮行会でエールを送ってくれた5、6年生の仲間たちにも大感謝です! 合唱部顧問
第33回感動作文コンクールで、中学生の部・最優秀賞に本校の塩原遼大くん(8年)が選ばれました。 このコンクールは公益財団法人上廣倫理財団が毎年、全国の小・中・高校生(海外日本人学校含をむ)を対象に開催しているもので、今回の応募総数は約24,000点、中学生の作品はそのうち約13,000点だったそうです。 塩原くんは、松本市の代表として派遣された広島平和記念式典(2019年8月)での経験を、「忘れ難き記憶」という題で作文。被爆された方から聞いた話、平和記念公園に据えられた碑文や原爆資料館で触れた凄惨な過去に寄せる思いが伝わってくる文章です。
2月1日(土)には東京都内で行われた表彰式に参加。「(広島での式典に)派遣が決まり、戦争について家族で話す機会をもった。実際に自分が見て聞いて体験したことを文章にすることに難しさはあったけれど、感じたことを素直に書くことが大切だと思った。」と話していました。
表彰式で作文を朗読する塩原くん
1月に行われたアンサンブルコンテストに部員全員が4グループに分かれて参加した吹奏楽部。練習を重ね、コンテスト前にはグループごとの演奏を聴き合う時間を設けてお互い感想を伝えあうなどしてきました。 本番では緊張しながらも自分たちらしい演奏ができ、審査員の先生方から「一人一人のやさしさが伝わった」「誠実でさわやかな演奏だった」との励ましや、「息をしっかり入れて」「メロディを歌いましょう」と、今後につながる課題も多くいただきました。 演奏以外の面では、応援メッセージの作成やプログラム販売などで運営に関わり、自分たちの演奏に多くのサポートがあることを改めて知る機会となりました。 応援してくださった生徒のみなさん、保護者の皆様、活動に携わってくださった皆様、ありがとうございました。 《大会情報》 第45回長野県アンサンブルコンテスト 中学校の部 ◆松本地区大会 令和2年1月12日(日) 松本市音楽文化ホール 木管五重奏A 銀賞 犬飼 陽南乃(8年) 西村那祐芽(8年) 井口 真里花(8年) 有賀 美羽(7年) 花村怜海(7年) 曲目:シシリエンヌ 作曲:G.フォーレ 木管五重奏B 銀賞・中信ブロック大会代表 窪田 菜月(8年) 齊木りさ(8年) 巻山 和華(8年) 栁沢信太朗(7年) 根本 あかり(6年) 曲目:管弦楽組曲よりⅠ 作曲:J.S.バッハ フルート三重奏 金賞・中信ブロック大会代表 川村 優花(8年) 花岡結咲(8年) 波塲 和(8年) 曲目:三人の巨匠 作曲:L.de.ロレンツォ ◆中信ブロック大会 令和2年1月19日(日) 木管五重奏B 銀賞 フルート三重奏 金賞 第18回中部日本重奏コンテスト長野県大会 中学校の部 打楽器二重奏 優良賞 金子 昌矢(6年) 加藤美夏(5年) 曲目:スワニー河 作曲:フォスター 曲目:子守歌 作曲:ブラームス
フルート三重奏、応援メッセージ
木管五重奏A・B
打楽器二重奏、会場受付
人権尊重の重要性について理解を深め、豊かな人権感覚を身につけることを目的として法務省が開催している全国中学生人権作文コンテスト。松本地区大会において、廣田未夢さん(9年)の「“私”らしく生きるには」が優良賞を受賞しました。 廣田さんは作文で、「聞き上手だと言われるけれど、当の自分は周囲に悩みを打ち明けることができなくなってしまっている」、「誰にも言えない感情が自分でも気づかないような心の奥深くに存在している」と本音を明かしています。以前は周囲の意見を気にするあまり、自分で自分を追い詰めてしまうこともあったそうですが、「自分を認められないことは悲しいこと。15年生きてきて“私”らしく生きることの大切さにやっと気づくことができた」と、素直な言葉で思いを表現しています。
「税に関する作文」 8年生2名が受賞 松本税務署、中信県税事務所などで構成される松本市租税教育推進協議会が主催する「税に関する作文」の審査が行われで、伊野翔真くん(8年生)が長野県議会議長賞を、河西俊太朗くん(同)が松本税務署長賞を、それぞれ受賞しました。 伊野くんは「大切なのは『見える化』」と題し、フィンランドを訪れたときの現地の人とのやりとりなどから分かった税の仕組みや、税金の使われ方について感じたことを紹介。フィンランドでは、税率が24パーセントと高くても、手厚い補助やメリットの多さが生活の基盤であり国民の理解があること、そして、「日本でも誰もが住みやすい社会のために税がもたらすメリットを実感できるようになれば」と綴りました。 12月に松本税務署の「一日税務署長」に任命された伊野くんは、自身の作文を訓示として職員のみなさんの前で発表したほか、税務署の仕事などについても説明を受けました。 河西くんは、七夕の時期に訪れた馬場家住宅でのもてなしに税金が活用されていることを知り、「人とのふれあいの場を税金が支えている」「国民の義務である納税が、めぐりめぐって心や生活を豊かにしてくれている」との考えを述べました。