
12月、薬剤師の髙田弘子先生をお招きし、5年生と7年生に薬物等の危険性に関する授業をしていただきました。養護教諭の先生から、授業のようすとどんなことを感じたかを聞きました。
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5年生のテーマは「薬の正しい扱い方」。例えば、身近な薬である内服薬には「服用の仕方」や「注意すること」など決まりがあること、そして、薬は病気を治すものではなく、自分たちが元々持っている「自然治癒力」を高める「お助け役」だと教わりました。
7年生では、タバコ・アルコールが体に及ぼす影響、違法薬物の怖さについてお話しいただきました。
タバコは、「最初の一本に手を出さないことが大切」とおっしゃった髙田先生。ニオイや煙が少ない電子タバコ・加熱式タバコも、自分の体におよぶ害、副流煙が周囲の人に与える害は、従来の紙タバコと変わらないのです。
加えて、違法薬物はたとえ1回の使用でも「乱用」。一度手を出したら抜け出せなくなるほど依存性が高いものです。
この授業を通して、生徒たちは、タバコ、アルコールの有害性や、違法薬物の危険性を理解できたと思います。
もしものことが起きた場合、周りにいる大切な人達を悲しませることにもなりかねません。
日々接している生徒たちには、絶対に取り返しのつかない人生など送ってほしくないし、そうした怖さをはらむもの、自分の命を奪うようなものに、絶対手を出さないでほしい。
一緒に講話を聴いていて、私はそう強く思いました。
養護教諭
11月、助産師の石井美恵子先生を講師にお招きし、3~9年生に性教育の授業をしていただきました。
「命の始まり」から「妊娠・出産」「性被害」など、学年によって内容は異なりますが、命の大切さ、生まれてくることの奇跡、生きていくうえでの大切なお話を聞くことができました。
5年生の授業では、平均的な出生時の赤ちゃん人形を抱っこして、産まれたばかりの赤ちゃんの大きさや重さ、首の不安定さなどを体験しました。

授業を企画した養護教諭の白木先生は、「赤ちゃんを育てることの苦労を知り、両親やまわりのひとたちが生まれたばかりの自分のお世話をしてくれたこと、惜しみない愛情を注いでくれたおかげで今の自分があること、また親への感謝の気持ちが一層大きくなったと感じたようです。この先も自他ともの命、体を大切にしてくれることを願います」と話していました。
11月26日(水)、7~9年の生徒を対象に、メディアリテラシー講演会を行いました。
講師に「子どもとメディア信州」の関島良治先生をお招きし、日常生活や学習にも欠かせないものとなったインターネットとの向き合い方、デジタル社会で生きていくために必要な力についてお話いただきました。
①SNSとのつきあい方
「おすすめ」される世界は「フィルターバブル」と呼ばれ、小さく狭いうえに真偽もわかりにくい。インターネットの世界は広いようで狭く、そこにはさまざまな考えがあることを知り、自分で情報を見極める力を育てよう。
②AIとのつきあい方
文章作成などに便利だが、所詮は「道具」。頼りすぎは厳禁。使うのはあくまで「自分の手」、決めるのは「自分の頭」。
③身体との向き合い方
幼い頃から長時間のデバイス使用が当たり前になっていて、ネット依存や急性内斜視など脳や身体に深刻な影響が出ている。家族とも協力して時間などの制限を設け、リアル生活を充実させよう。
小中学生でもiPadを持ち、ネットにつながる環境がすでにあたりまえ。だからこそ、その危険性と効果的な使い方を学ぶことの大切さは、学校が重要視していることのひとつです。
才教学園では、情報リテラシーに関する特別授業を3年生から行っています。メディアにより深くかかわっていく7~9年生では年2回。こうした機会を設けている理由を一人ひとりが考えてくれているものと思いますが、当事者は生徒だけではありません。ご家庭においても"正しい使い方"とはなにか、しっかり話し合い、使い方を見直す契機にしていただけたらと思います。