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お知らせ[ニュース&トピックス]

10月14日(土)お父さんお母さんのための教え方講座「学力を伸ばすヒント」

投稿日:2023.10.05

お知らせ イベント

さいきょう子育て支援プログラム


お父さん お母さんのための "教え方"講座


テーマ:『学力を伸ばすヒント』


基礎学力を定着させながら、発展させていくために必要な3つの力についてお話しします。


日時:10月14日(土)10:00~11:30


講師: 小松 崇 学校長


詳細、お申込みはこちらから


同日、別会場で年長・年中児対象の「わくわくプレスクール」が行われます。詳細、お申し込みはこちらから

昔は長野県も海だった 地層と化石からわかる足元の歴史

投稿日:2023.10.02

お知らせ 小学校 第Ⅱ期

 理科授業の一環として6年生が9月27日(水)、信州新町化石館へ行きました。
 信州新町一帯は、中新世後期(約750万年前)から鮮新世前期(約400万年前)に堆積したと考えられている地層が露出していて、そこからは海に住んでいた生き物の化石が多く見つかっています。
 6年生は、まず犀川対岸の地層を観察。その後、化石館では、化石がどのようにできたのか、化石の研究からわかることなどを、学芸員と引率の理科教員から説明を受けました。
 展示物の見学もそうですが、生徒たちは化石レプリカ製作もとても楽しみにしていました。石膏を流し込むのは、アンモナイトと三葉虫の実物化石から作った型です。型をはずすと手の上で太古の生物のかたちがあらわになり、あちこちで歓声があがっていました。仕上げ(乾燥・着色)は学校で行うことになっていますが、その完成が楽しみです。
 信州新町化石館の皆様、ありがとうございました。



6年生の感想
・地層は、黄色や茶色(れき)に白い部分があったり、黒(泥)やクリーム色をした部分もあって、大きなバウムクーヘンみたいだった。レプリカを作るときに起きる化学反応で、石膏が温かかった。本物の化石が土の中でつくられた様子が分かった。
・展示されていた化石のアンモナイトには、「異常巻き」といって、巻きがゆるかったりクリップのような形のものもあった。セミクジラの頭の化石にあったくぼみは、そこから潮が出ていたことが分かるものだった。地層は想像以上に高く、たくさんの年月をかけてできたものだとわかった。
・長野市周辺の海は200万年前に消えた。生き物の粉や歯の化石から、何万年も前に生きていた動物が何を食べていたかを知ることができるので、化石の重要さがわかった。

4年生社会科見学(2)「水はどこから」

投稿日:2023.09.30

お知らせ 小学校 第Ⅰ期

■9月28日(木)本山浄水場(塩尻市)
 「世界の約200か国のうち、安全な水を飲むことができるのは日本を含めてわずか10か国ほど」と、先生が授業でデータを示していました。水道の栓をひねれば手に入る水。当たり前のことのように思えますが、その水をつくる人たちの仕事や浄水場のしくみを本山浄水場で見させていただきました。
 松本・塩尻を流れる奈良井川の水を引き込んで処理している本山浄水場。屋外には様々な大きさの金属の筒が並んでいました。地中に埋められている水道管の一部を切り出したもので、その直径は小さいもので30㎝、大きいものでは直径1mを超えるものまであるそうです。
 また、敷地内には池があり、大きなコイがゆったりと泳いでいました。脇の看板には「毒物監視池」と書かれています。池の水は奈良井川から取水した原水をそのまま使用していて、油分や有害な物質が流れ込んでいないか3時間おきに様子を観察しているということでした。「毒物監視」といわれると少し怖い印象を受けますが、今まで一度も毒物が混入していたことはないそう。コイが元気に過ごせるほどの原水でよかったです。
 原水は、砂や泥を取り除く沈殿池、においを消したり小さな汚れをしっかり除去したりする装置の中を流れながら、最終的に消毒処理をされて安全な水になっていきます。4年生は、そのプロセスを施設内でしっかり見学することができました。


 ゴミの処理、給水に関わる仕事の大切さを教えてくださった松本クリーンセンターと本山浄水場のみなさん、ありがとうございました。

見えないところで重要な給水役を果たす水道管

毒物監視池

見学後に各校から届くお礼の手紙。昨年の才教生(現5年)のものも掲示されていました。

4年生社会科見学(1)「ごみはどこへ」

投稿日:2023.09.30

お知らせ 小学校 第Ⅰ期

 社会科で「健康なくらしとまちづくり」について学んでいる4年生が9月、ごみ処理場と浄水場の見学に行きました。


■9月14日(木)松本クリーンセンター(松本市島内)
 家庭でも学校でも毎日のように出ているごみ。学校では掃除のたびに1階に集められていますが、収集車でクリーンセンターへと運ばれたごみの「その後」を、センターの可燃ごみ処理棟の中から見学しました。
 プラットホームに投入されたごみは、大きなクレーンで引き上げられ焼却炉へ。その焼却炉は普段2基が稼働していますが、切り替わりのタイミングで3基から炎が上がっているところを運よく見ることができました。
 担当の方から、「燃えるゴミの中に、スプーンやフォーク、鍋などが混ざっていることがある」という話がありました。そうしたものが入ってしまうと、炉が痛む原因にもなるそう。本来は入らないはずなのに、炉内で燃やされ真っ黒になった金属製品の実物を見て、分別の重要性も意識した4年生です。
 そして、ごみを焼却するときに発生する灰やガスのことについて。有害な成分が含まれたガスがそのまま空気中に放たれると、重大な健康被害を生む可能性があります。それを防止する設備、「バグフィルター」のしくみを教えていただきました。熱や化学物質に強いフィルターでろ過されたガスは、無害なものとなってあの高い煙突から出ているということが分かりました。


 引率した先生は、「普段見ることができないところの見学を通じて、ごみの削減やリサイクルへの意識が高まったはず。これを機に、家庭でもごみの分別などについて話題にしてもらえたら」と話していました。


※(2)「水はどこから」へつづく

効率よく燃やす工夫:クレーンでゴミをつかんでは落とし、まんべんなく混ぜる(見えにくいですが)

「可燃ごみ」に混入していた金属製品

排出ガスをきれいにするバグフィルターの説明を聞く4年生

先生は「赤ちゃん」 乳幼児とふれあう授業

投稿日:2023.09.28

お知らせ 中学校 第Ⅱ期

 子どもの成長や子どものいる家庭環境などについて学び理解を深めるための授業、「赤ちゃん先生クラス」が、9月22日(金)に行われました。自らも『成長期』真っただ中の8年生が、赤ちゃん先生、ママ先生と交流しました。
 授業では、この日に初めて会った小さな先生たちを順番に抱っこさせてもらったり、手あそび歌で体をつんつん、こちょこちょしたり...。生徒のみならず、8学年担任および家庭科教諭の目尻も下がりっぱなしの1時間でした。


 赤ちゃんの服を貸してもらい、自分の前で広げてみると、「思った以上に小さい・・・」と驚きの表情。まだ言葉をしゃべる前の先生もいたのですが、笑顔を見せて声(喃語)を発するたびに、8年生の「かわいい!」が止まりません。


 育児に向き合うママ先生からは、楽しいこと、苦労していること、母親の気持ちなど様々なお話を聞かせていただきました。多感な思春期を送る生徒たちがこのように関わる機会をいただけたことを大変ありがたく思います。
 授業開催にご協力いただいた「ママの働き方応援隊」の皆様、貴重なお時間をありがとうございました。



8年家庭科担当より
 0~2歳の赤ちゃん先生は初めての場所で緊張しているようでしたが、すぐに笑顔で生徒の方を見たり、お気に入りのおもちゃを渡したりしてくれました。生徒もつられて笑顔になり、ハイタッチや抱っこでコミュニケーションを取るようになりました。
 ママ先生から妊娠中のエコー写真を見せていただいたり、赤ちゃんの誕生後の手足の大きさ、一日の生活のようすを聞いたりしました。ママの睡眠時間、持ち歩くマザーバッグの大きさと重さ...なんだか大変そうに思えますが、「毎日成長し変化し続ける赤ちゃんから、楽しさや喜びを教わることも多い」とも。
 街で泣き大声を出している幼児を見て苦手意識を持っていたという生徒もいましたが、赤ちゃん先生の笑顔の魔法で幼児への理解が深まり、「大変な思いをして産み育ててくれた母や家族に感謝します」と今の自分があることの認識も強くなりました。また、「今後お母さんと接する時間」を計算すると『今から30日分』と出て、漠然ながらまだまだあると思っていた親と過ごす時間が、思ったより短いことも実感したようです。
ママ先生からは、「8年生は私たちの話をよく聞き、出産や育児のことについて多くの質問をしてくれてよかった。嬉しい交流でした」との感想をいただきました。
 「ママの働き方応援隊」信州中央校の皆様に感謝いたします。

授業公開Week あす29日まで実施

投稿日:2023.09.28

お知らせ イベント 入試

 今年度2回目の「授業公開Week」を、9/25(月)から9/29(金)まで行っています。ご来校された方々には、密度の濃い少人数制の授業や、10月末のさいきょう祭の練習に励むようすなど才教生の取り組みを間近でご覧いただいています。


※行事の都合により9/26(火)は中止としました

来校者に校内を案内する教頭(左)。奥に見えるのは、1階の1年生教室、学童室、給食室。

吹奏楽部 第51回松本市中学校秋の吹奏楽祭に参加

 9月17日(日)に松本市音楽文化ホールにて、第51回松本市中学校秋の吹奏楽祭が行われました。
 春の吹奏楽祭に続き、今回もお隣の筑摩野中学校吹奏楽部との合同バンドとして、総勢54名で一緒に演奏しました。
 この人数の合奏となると音に迫力が出て、練習もぐっと熱くなりました。普段の練習では感じることができないサウンドは、とてもワクワクします。
 演奏したのは、「青と夏」と「ジャンボリミッキー!」の2曲。
 「ジャンボリミッキー!」は筑摩野中学校の1年男子と顧問の猿田先生のダンスが加わり、会場が大変盛り上がりました。また、部長同士の息の合ったMCもあり、演奏だけではなくステージ全体を楽しく演出できました。
 笑顔で演奏を終了することができ、音楽を通して仲間とつながる大切さを感じることができたと思います。
 筑摩野中学校吹奏楽部のみなさん、猿田先生、ありがとうございました。

全員で記念の1枚

筑摩野中学校での合同練習(9月19日)

令和5年度学校評議員会

投稿日:2023.09.20

お知らせ

 9月20日(水)、令和5年度第1回学校評議員会を開催しました。学校周辺の地域、地区の方々で構成される学校評議員および第三者委員のみなさん7名が来校され、本校に対する貴重なご意見等を頂戴しました。
 このたびは、お忙しい中にもかかわらずご参加いただきましたことに感謝申し上げます。

「AUTUMN CONCERT」開催

 9月19日午前、トリオ・アルデンテのみなさんによる『AUTUMN CONCERT』が行われました。
 演奏してくださったのは、ヴァイオリンの副島聖代さん、チェロの大岩直樹季さん、ピアノの柳津昇子さん。それぞれにソロや室内楽の活動等も精力的に行っていらっしゃいます。
 公演は入れ替え制で約40分ずつの2ステージ。ファーストステージを1~4年生、セカンドステージを5~9年生が鑑賞しました。


 「愛の挨拶(エルガー)」「白鳥(サン=サーンス)」「美しく青きドナウ(シュトラウス)といったクラシックの名曲に加え、ジブリ作品から「崖の上のポニョ」、オペラ『トゥーランドット』から「誰も寝てはならぬ」など、様々なプログラム。アイコンタクトをとり、呼吸をも合わせて織りなす表情豊かな音楽に、生徒も先生もすっかり聴き入っていました。


 巣山教頭は冒頭、「自分たちが演ずることになるさいきょう祭に向けて、演奏するとはどういうことか、音楽に限らずとも、見てくださる人、聴いてくださる人に届く発表とはどういうものかといったことも感じ取ってもらえたら」と話していました。
 コロナ禍だったこともあり、ここ数年はこうした機会に恵まれずにいました。ご縁があってこのように素敵な音楽鑑賞ができたことは、来月末のさいきょう祭の練習に励む生徒たちにとってとても良い刺激になったと思います。

 トリオ・アルデンテのみなさん、感性を豊かにするひとときをありがとうございました。


《生徒の感想》
・生の楽器の音はとてもきれいで、気持ちを落ち着かせてくれました。ひとりひとりが心を込めて、丁寧に演奏するからこそ、観客に思いが伝わるのだと思います。「美しく青きドナウ」は、川の流れを3つの楽器で表現していて、軽やかなリズムのときは水のチョロチョロした流れ、低い音のときは大量に流れている情景が思い浮かびました。
 久しぶりにプロの演奏家のコンサートを見ましたが、服装、移動、演奏の全てが完璧でした。舞台の上にいる時間はずっと目立つ、と感じました。さいきょう祭のミュージカルで、そういうことも意識したいです。

・今日は貴重な時間を持つことができてよかったです。特に印象的だったのは「チャールダーシュ」で、ヴァイオリンの細やかな音、ピアノ伴奏もきれいで、チェロの低めの音が全体を支えているようで、聞いていて楽しかったです。

・9曲の中で一番印象的だったのはレハールの「メリー・ウィドウ・ワルツ」です。ヴァイオリン(女性)とチェロ(男性)の音色の違い、交互に演奏することで「愛しているけど溶け込めない気持ち」を表現していました。3つの楽器が作るひとつの音楽に感動しました。

3年生「食品ロス」を学ぶ 松本市の環境教育出前授業

投稿日:2023.09.15

お知らせ 小学校 第Ⅰ期

 松本市が小学3年生向けに実施している環境教育事業。本校でも、その出前授業が9月14日(木)に行われました。環境エネルギー部の方を講師にお迎えし、「食品ロス」についてお話をしていただきました。


 私たちの食べる料理にはたくさんの食材が使われていること。世界では深刻な食糧不足に苦しんでいる人たちもいること。しかしそのような中でも、日本では1日あたり、国民1人がおにぎり1個に相当する食べ物を捨てていることなどが、スライドやクイズなどを通してわかりやすく説明されました。三択クイズで自信満々に手を挙げた回答が正解して喜んでいた生徒も、「あー、違ってたー」とこぼしていた生徒も、食べ物があるということのありがたさ、製造・流通に関わるたくさんの人たちや家族への感謝、「もったいない」という意識をあらためることができたと思います。
 授業の最後には、食品ロス削減をテーマにした歌「30・10運動応援ソング」を聞き、感想用紙への記入をしました。
 講師の方は、「"まだ食べられるもの"を簡単に捨てないで。工夫次第で(リメイク)、もっとおいしく食べられるようになるものがたくさんあります」とおっしゃっていました。
 「まだ○○できる」「もったいない」は、食べ物に限ったことではありません。ものを大切にすることについて、ご家庭でも話をしてみてはいかがでしょうか。


3年生の感想
・わたしは、まだ食べられる物を捨てたりしないようにしたいと思った。しょうみきげんがすぎていても、まだ食べられるかもしれないし、食べ物はのこさないでしっかり食べようと思う。
・ぼくはごはんをちゃんと食べているけど、世界では10人に1人がごはんを食べられなくてくるしんでいる。45分間に200人がごはんを食べられなくて死んでいるということもわかった。
・食品ロスについて教わった色々なことを、お母さんやお父さんにつたえたいし、食べ残しを減らしたい。

三択クイズで自分の思う答えに手を挙げる3年生