
雲の陰は期待できない暑い日となった6月7日(土)、校友会保護者会の環境整備作業がありました。
全体集合より早く、つまりは生徒が合流する前に、多くの方が刈払機で除草作業にあたって下さいました。
朝のうちはこのような状態だった、1年生の教室の外は・・・

このとおりです!
Ⅱ期5~7年生と教職員も加わり、3時間ほどの作業を経て、構内がとてもすっきりしました。
日ごろは中々手が回らないところの整備に、「子どもたちのためですから」と汗を流してくださった保護者のみなさん、本当にありがとうございました。
(2回目、8月31日は、おひさまに少し遠慮していただきたいと思います・・・)


ネットの正しい使い方を学ぶ『メディアリテラシー講話』。6月6日(金)は5~9年生、11日(水)は3・4年生を対象に、松本警察署・スクールサポーターの吉田様より学齢に合った特別授業を行っていただきました。
吉田先生は、「今は、パソコンやタブレット、スマートフォンといった機器を使わない生活は考えられなくなった。そういう時代を生きていくみなさんに伝えたいのは、"たかがネット"と考えないで、ということ。SNS上でも、悪いことをすれば犯罪者としてつかめるということを自覚して、適切にネットとつき合ってほしい」と話していました。

「1人1端末」が当たり前となった今、『ネットにつながることで犯罪にかかわる可能性がある』ことを理解し、機器やアプリを正しく使えるようになることは大きな課題です。
なんとなく、だらだらと長時間、使っていませんか?
人に知られたら困る使い方をしていませんか?
「正しい情報」が何か、わかっていますか?
「ネット上で顔の見えないだれか」を「知り合い・友達」と思っていませんか?
Ⅱ・Ⅲ期生の授業の終わりには、主任の先生から次のような話がありました。
「大人の自分でも、この1時間に初めて知る内容が多かった。一番安全なのはネットを使わないことだが、いまはそれこそが難しい。常に危険にさらされているという自覚を強く持ち、トラブルが起こったら、それが小さな芽だとしてもすぐに信頼できるところに相談した方がいいと強く感じた」
吉田先生は、「正しい情報を知るには、ニュースをしっかり読む・聞くこと」ともおっしゃっていました。
フェイクニュースに踊らされることなく、情報はネットでなくテレビや新聞社といったニュースメディアや、公の機関といった信頼できる情報源から発信されるものに触れなくては、ということです。
生徒対象の授業ではありましたが、子どもに日常的に触れる大人も、「手元」の危険性に十分注意する必要があります。ご家庭でも改めて、ネットや端末の使い方を話し合ってみてください。
コロナ禍に1回だけ見送った体育祭ですが、今年5月31日の開催で20回目を数えました。
信州スカイパーク・やまびこドームを会場に、29日と30日の現地リハーサルを経て相当疲れてもいたと思いますが、生徒はみんな意気盛んに本番を駆け抜けました。
20回目ということで、生徒発案で製作した紅白うちわを保護者のみなさんに配布。あたたかい声援とともにうちわを振っていただき、生徒の力を後押しすするものとなりました。
赤組も白組も、優勝に向けて一心不乱に戦い抜きました。
得点対象の12競技のうち6つを制し1分けとしていた白組ですが、最後の全校競技「大玉送り」で赤組が大きな勝ち星をあげました。
その結果、赤組216点、白組199点となり、第20回体育祭 総合優勝は赤組となりました。
お忙しい中ご来場くださったご来賓のみなさま、スカイパーク関係者のみなさま、音響設備をご提供くださったサスナカ通信さま、生徒の雄姿をたくさん撮ってくださったカメラマンのお二方、保護者や卒業生のみなさん、本当にありがとうございました。
5月15日(木)、2年生の「いじめ防止教室」を行いました。
松本警察署・スクールサポーターの吉田様が講師として来校され、2年生は話を聞きつつ、配られたワークシートを使いながら、いじめについての理解を深めました。
「いじめをしてはいけないことは、法律で決められている」
こう切り出した吉田先生は、まず、どんなことがいじめになるかを考える時間をとりました。
・人にけがをさせること、ぼう力
・人をばかにしたり、悪口を言ったりすること
・相手のことを考えない行動をとること
・仲間はずれにすること
(※2年生の発言、ワークシートの記述より)
続いて、「周りでいじめがあったら、あなたはどうする?」というお話。
・いじめられている人に「だいじょうぶ?」と声をかける
・いじめている人に、やめるように注意する
・見たり聞いたりしたことを先生に伝える
・見ているだけじゃなく、できることをして助けたい
(※前述に同じ)
生徒の発表ひとつひとつを、うなずきながら聞いてくださった吉田先生。
「こうした話を警察が話す意味は、"どんないじめも誰かを傷つける犯罪"になってしまうから。"いやだと思うこと"の種類や程度は人によって違うもので、自分が我慢できることでも、ほかの人が自分と同じように我慢できるとは限らない。みなさんが才教を卒業するまで、そしてそのあともずっと、相手を思いやれる人であってほしい」と結んでくださいました。
約40分間の講話のあと、2年生感想を聞くと、「みんなでなかよく楽しく過ごせているから、友達を大切にしたい」「自分がされていやなことは、他の人にもしないようにしたい」と話していました。

本校が導入している「速読」を今年から始める3年生、「英語速読」が追加される6年生が、5月13日(火)、速読アプリを提供する株式会社SRJ(本社東京)の田尻様より正しい受講の仕方を教わりました。
田尻先生のていねいな説明を聞きながら、速読アプリの使い方を習得していく3年生。楽しそうに、かつ真剣に、トレーニングに集中していました。

「速読」キャリアを積んできた6年生は、英語速読に挑戦。担任や速読担当の先生も交え、英文読解にチャレンジしました。

学校の授業やテストに限らず、新聞やニュースを読むときや高校・大学入試では、膨大な文章を速く・正確に読み解く力が欠かせません。速読のメリットを最大限に生かせるよう、楽しくトレーニングに励んでほしいと思います。
5月10日(土)は小中全校登校日として、防犯訓練を行いました。
(1)不審者対応訓練
学校に不審者が侵入したと想定し、生徒の安全確保とともに、教職員がさすまたなどを使って生徒に近づかせない対応をとるというものでした。
不審者の侵入を告げる放送を聞き、休み時間中の生徒は一番近い教室へ飛び込みました。ドアは内側から鍵をかけたり心張り棒(つっかえ棒)で容易に開かないようにする、動くのを我慢して静かに身を隠すなど、全員で真剣に臨みました。

(2)シェイクアウト訓練
地震発生時の安全行動、「まず低く、頭を守り、動かない」の3ステップを実践しました。
いつ、どこで起こるかわからない地震に備え、できるだけケガを防ぐためのとっさの行動がとれるようと、毎年行っています。

(3)生徒の引き渡し(引き取り)訓練
緊急時は、学校にも家庭にも適切な行動が求められます。防災や安全について考えるとともに、「単なるお迎え」ではないということを保護者のみなさんにも理解いただく訓練として取り組んでいます。
想定は「地震が発生するも生徒は全員無事。公共交通機関は使えず、スクールバスも運行不可」という状況。学校から連絡を受けて保護者が来校、教員は名簿を確認しながら生徒を呼び出し、速やかに下校してもらいました。
実際は移動手段が限定されたり、時間のめどがつかなかったりすることもあるでしょう。いろいろなリスクをがあることを理解して、「もしも」に備えていただきたいと思います。お忙しい中、ご協力ありがとうございました。
