
投稿日:2025.07.31
①レゴで学ぼう!プログラミング教室
学校で使用している学習教材『レゴWeDo』を使った、ロボット工学の入門講座。
「初めてでも安心して取り組めました」とのお声を多数いただいています。
組み立てたブロック側にあるスマートハブ(ネットワーク機器を接続し操作するもの)とタブレット端末をつなぎ、専用アプリで遠隔制御。
ライトを光らせたり、音を鳴らしたり、自分の作ったプログラムでロボットを動かしました。



②液体窒素で学ぼう!サイエンス教室
パンパンに膨らんだ風船は、液体窒素に入れるとみるみるうちに小さくしぼんでいきました。
再膨張で割れてしまうこともありましたが、-196℃の超低温の世界を視覚的にとらえていただけたと思います。



③身近なものを使おう!アート教室
今年は、ダンボールやカラーセロハン、ビニールひもを使って「自分だけの水族館」を作りました。
できあがった水族館を窓辺にもっていくと、キラキラと光を通してとても涼やか。
お子さんと作品を撮影する保護者のみなさんも笑顔で、楽しく工作していただけたようです。


★快く撮影に応じてくださったみなさん、ありがとうございました!
※画像の一部は加工しています。
投稿日:2025.07.31
「文字の読み書きを学ぼう!」、「かずの概念を学ぼう!」、「ちのう問題に挑戦しよう!」の3講座を日替わりで実施し、就学に備えてどのように学習を進めていけばよいかを、本校2~4年生の担任をしている先生からお伝えしました。
親子で隣り合って座り、お子さんがどのように書くのか、どう考えて答えるのか、その過程も見守っていただきました。
鉛筆を正しく持つ練習をしたり、自分の名前にある文字を50音表で探して丁寧になぞり書きしたり、「話を聞いて、合うものに〇(まる)をつける」など学習の基本となる内容に、参加された方からは「早いうちにこうした話を聞けてよかった」「子どもがどうするのか、どう考えているのかを、家でも注意深く見ていきたい」といった声がありました。



7月1日(火)、全校あげて交通安全教室を行いました。
今回、4年生の自転車運転安全教室では警察署、松本市役所の方から直接運転免許証を交付していただきました。
代表生徒は少し緊張したようすも見せながら免許証を受け取り、「自分が事故に遭ったりけがをしたりしないように、また、他の人の安全にも注意して自転車に乗りたい」と話していました。

上の画像:4年生 自転車教室のようす
他の学年でも、道を歩くときに気をつけることや自転車利用のルールをあらためて学び、知らず知らずのうちにルール違反をしていないかなど、自分ごととしてしっかり考えるきっかけになりました。
市交通安全課の方からは、「同じ"みる"でも、受動的に"見る"か、意識して"観る"かが大切。ほんの少しの見落としが、路上では命を奪うことに直結すると自覚して」とお話いただきました。

上の画像は交通安全教室(5~9年生)のようす
上の画像は1~4年生の個通安全教室より
登下校ではスクールバスや家庭送迎の生徒が多い本校ですが、乗車中の安全も運転者任せにはしないこと。また、徒歩通学の生徒も、「車が来ないから道路を横断してもいいや」などと安易に考えないこと。
生徒には、ここで学習したことを忘れず、命を守るための安全な行動を常に心がけてほしいと思います。
もちろん、教職員、スクールバスのドライバーも、今後とも安全に十分注意していきます。
保護者のみなさまにも、かねてよりお知らせしているように、公道の走行はもとより、正門周辺の車両出入りや構内徐行の徹底にご協力をお願いいいたします。
サマースクール
毎年好評をいただいているイベントです。
親子でお楽しみください。
内容:
① 7/28(月)「レゴで学ぼう!プログラミング教室」 【第1部、第2部ともキャンセル待ちの受付となります】
② 7/29(火)「液体窒素で学ぼう!サイエンス教室」
③ 7/30(水)「身近なものを使おう!アート教室」
対象: 未就学児とその保護者
【1部】10:00~10:50
【2部】11:00~11:50
持ち物: 上履き
※1部と2部は同じ内容となります。
※サマースクールと小学校準備講座どちらか一方の参加も可能です。
※1回のみの参加も可能です。
※キャンセル待ちでお申込みいただいた場合は、ご参加が可能になった方のみにご連絡させていただきますことをご了承ください。
※定員に達した場合、お断りすることがありますのでお早めにお申し込みください。
持ち物 上履き、筆記用具
参加費用 無料
参加ご希望の方は、以下のフォームからお申込みください。(年長さん親子は、是非、同日に行われる「小学校準備講座」と一緒にお申込みください。)
小学校準備講座
昨年度から内容が変更になった入試にも役立つ講座です。
夏休みに親子で楽しくおべんきょうしましょう!
内容:
① 7/28(月) 「もじの読み書きを学ぼう!」
② 7/29(火) 「かずの概念を学ぼう!」
③ 7/30(水) 「ちのう問題に挑戦しよう!」(「こくご」と「さんすう」の知能系問題を中心に学習します。)
対象:年長児の親子
時間:【1部】10:00~10:50【2部】11:00~11:50
持ち物: 上履き、筆記用具
※1部と2部は同じ内容となります。
※サマースクールと小学校準備講座どちらか一方の参加も可能です。
※1回のみの参加も可能です。
参加ご希望の方は、以下のフォームからお申込みください。(是非、同日に行われる「サマースクール」と一緒にお申込みください。)
昨年の「さんすう教室」の様子
投稿日:2025.07.24
さいきょう子育て支援プログラムのひとつ、「わくわくプレスクール」では、年長児と年中児のみなさんが、かず・もじ・えいごを楽しく学んでいます。
2025年も5回実施の計画(4月の親子プレスクールを含む)で、これまでに3回開催。
毎回、笑顔で帰っていく姿を見送ることができ、学校として嬉しい限りです
授業は1年生と2年生がいつも使っている教室を使います。
室内に飾られた生徒の作品を見たり、先生と話をしたりと、小学校生活を味わう場にもなっています。
【もじ】
5月はあ行、6月はか行を扱った年長クラス。先生が「"お"で始まることばを教えて」というと、いつもたくさんの答えが出ます。もじの空書き、プリント上の字をなぞり同じように書いてみることも、短期間でとても上手になっています。

【かず】
1から10までの数の読み書き、「いくつあるかな」など、まずは先生の話にしっかり耳を傾けて・・・。それから、自分の手元でカードやつみきを操作して、「かず」をイメージしやすい授業を行っています。

【えいご】
"How is the weather today?" "It's sunny!"、 "How are you ?" "I'm fine!" といったおきまりの掛け合いも全員ではきはきと元気よく。先生の朗らかさに倣って、ちょっと恥ずかしそうなお子さんもしっかり発言しています。ダンスやゲームあり、先生とGood job!のハイタッチ、グータッチありと、からだも気もちもほかほかです。

初回にお渡しした「まなぼっくす」は、参加のたびに教具(カード)が増えていますので、どんな授業をしたのかをお子さんにたずねながら、一緒に使っていただけたらと思います。
わくわくプレスクール、次回は8月23日(土)です。
7月18日(金)は、令和7年度1学期の最終登校日でした。
【校長講話】
4月から始まった1学期。私にはあっという間でしたが、みなさんはどうでしたか。
いよいよ夏休みに入りますが、規則正しい生活を送り、健康に気をつけて充実したものにしてください。
今日の講話は、ホセ・ムヒカという人について話そうと思います。
ホセ・ムヒカ氏は、2010~2015年まで南米ウルグアイの大統領でした。
貧しい家庭に生まれ、働きながら勉強を続けて大学に通い、政治家になりました。
苦学、努力の一方で、過激な思想ゆえに10年以上収監されたこともありました。
ムヒカ氏の本は、学校図書室にもあるので、ぜひ手に取ってみてください。
さて、彼の政治に対する信念はとてもシンプルでした。
「貧困や差別、紛争で苦しんでいる人を助けることが、国が幸せになる方法だ」
「弱き人に手を差し伸べることはゆるぎない正義だ」
こうした考えを、徹頭徹尾、貫きました。
『世界で一番貧しい大統領』と呼ばれたムヒカ氏。
彼の発言と姿勢が注目されたのは、2012年の『地球サミット』でした。
「私は、貧しいのではなく質素なだけだ。
貧しいのは、"多くを持っても満足できない人"。
社会、経済、政治のシステムを大きく変えなければ、
その貧しさも環境も解決せず、地球の未来もない」
我々はどうでしょうか。
あれも欲しい これも欲しい
人にこうしてほしい
自分さえ良ければいい 自分だけ楽しければいい
苦しんだり悲しんだりしている人は関係ない・・・
求めるだけの、心貧しい人になっていないでしょうか。
今の生活に不平不満があっても、どこかで感謝、満足を見出し、
誰かのために行動すること、それが、才教学園の掲げる「世のため人のために尽くす」ということです。
夏休みは普段と比べ、家族や親戚、地域の人とふれあう時間も多くなります。
そうした場でみなさんが、積極的に行動することを期待します。
ところで、彼は、日本が生みだしたあのスーパーヒーローにそっくりです。
それはだれか・・・?
2学期始業式で、この答え合わせをしましょう。
【表彰】
◆学校長賞特別賞
校内定期テストの成績優秀者に贈られます。
5~9年生で各学年1名が、全校の前で賞状を受け取りました。
◆競技かるた部 水無月大会(茅野市で開催)に出場し昇級を果たした部員への賞状伝達がありました。
夏休み前の生徒に向け、非行・被害防止教室が行われました。
7月2日は7~9年生、16日は5・6年生を対象に、松本警察署・スクールサポーターの吉田由紀さんが、非違行為の事例やどのような刑罰が科されるのかを説明してくださいました。
・蹴る、殴る、相手の嫌がることは、友達同士でもしてはダメ
(もちろん、させることもダメ)
・体にも心にも傷はつく
・放置自転車など「自分のもの」とはっきり示せないものに触らない
・花火のような遊びが犯罪になることもある
5・6年生の授業後半に視聴した動画教材では、万引きにフォーカス。
なぜ万引きをしてしまったのか、その理由として、「みんなが持っているから」「スリルを味わいたくて」「さみしかったから」というものがありました。
万引きをしたことで警察で取り調べを受けたり、家や学校に連絡されたり、周りからの信用を無くしたり・・・
最初に被害にあったのはお店ですが、結果として『誰も得をしない』、しかも『万引きをした本人が一番の被害者となる』というお話でした。

夏休みは、いつもより心も体も解放されて隙が生まれやすい時期。
楽しい休みにしたいと思うなら、自分で自分の安全に気を配ることが肝要です。
吉田先生の話を忘れず、自分が傷ついたり、周りの人を悲しませたりするような行動を生徒たちがとらないことを、切に願います。
吉田先生にはこの1学期に計6回来校いただきました。ネット依存や軽率な行動の行き着く先にあるものの怖さを、いつも厳粛にご指導いただきありがとうございました。