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小学校[ニュース&トピックス]

秋山仁先生がやってきた! 生徒に特別授業(6月行事より)

数学者の秋山仁先生による生徒対象の特別授業が、6月20日(金)にありました。
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数学を極めた秋山先生のお話を、前のめり気味に聞いていた生徒たち。
1~4年生に披露してくださった「数あてマジック」は、生徒に大好評でした。
やり方を教わり、「近くの友達とやってみよう」と声がかかると、小さなマジシャンたちは確実に相手の選んだ数字を当てることに成功し、喜んでいました。
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5~9年生には、さまざまな実験装置を用意して、「円の面積を、なぜ円周率と半径で求めることができるのか」「三平方の定理の証明」などを視覚的に実演。
秋山先生が実験装置を動かすたびに、生徒たちの興味はかきたてられ、「すごい!」「どうなってるの?」と歓声があがっていました。
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また、手元に配られた細い紙テープでメビウスの輪をつくり、「ハートが2つ組み合わさったかたち」になるようにというお題には、一人ひとりが紙も頭もひねりながら取り組みました。
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授業後、「数学の美しさとはこういうことを指すんだとわかった」という感想を持った生徒もいました。
数やかたちと一緒に遊ぶ感覚で、"楽しく・美しい"数学の実験教室を体験できました。
秋山先生、すてきな授業をありがとうございました。

県吹奏楽コンクール 中信地区大会 結果報告

7月20日(日)、キッセイ文化ホールにて、第65回長野県吹奏楽コンクール中学校の部中信地区大会(B編成の部)が行われました。
昨年に引き続き、才教学園は参加17校の中で最少5名での参加です。

演奏に選んだのは、"あの"有名なテレビゲームのテーマ曲を思わせるもの。場面ごとのイメージが掴みやすく、演奏する生徒はもちろん、聴いている方もきっとワクワクする曲です。
日頃の練習では「音程を気にする」「主役脇役を考える」「頭で考え、耳で聴いて演奏する」などを意識して取り組みました。
審査員の先生方からは「楽しく演奏していることが伝わった」「曲のストーリーがはっきりわかる演奏だった」と講評をいただきました。
少ない人数だからこそ、一人一人が自分の音に責任をもって演奏できたことがよかったと思います。
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結果は銀賞。
9年生にとっては最後のコンクールとなりましたが、このコンクールを通して音楽の面白さに気づき、表現の幅が広がっただろうともと思います。
当日、応援にかけつけてくださった保護者の皆様や先生方、ありがとうございました。
今大会の経験を大切にし、2学期のさいきょう祭などに向けて、演奏に磨きをかけていきます。


吹奏楽部顧問


<大会情報>
第65回長野県吹奏楽コンクール
中学校の部中信地区大会B編成の部 銀賞
高橋宏樹作曲「ドレミファ・クエスト」
令和7年7月20日(日) キッセイ文化ホール
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キッセイ文化ホールのリハーサル室で直前練習の部員たち

交通安全教室「安全は、よく"みる"ことから」

7月1日(火)、全校あげて交通安全教室を行いました。
今回、4年生の自転車運転安全教室では警察署、松本市役所の方から直接運転免許証を交付していただきました。
代表生徒は少し緊張したようすも見せながら免許証を受け取り、「自分が事故に遭ったりけがをしたりしないように、また、他の人の安全にも注意して自転車に乗りたい」と話していました。
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上の画像:4年生 自転車教室のようす


他の学年でも、道を歩くときに気をつけることや自転車利用のルールをあらためて学び、知らず知らずのうちにルール違反をしていないかなど、自分ごととしてしっかり考えるきっかけになりました。

市交通安全課の方からは、「同じ"みる"でも、受動的に"見る"か、意識して"観る"かが大切。ほんの少しの見落としが、路上では命を奪うことに直結すると自覚して」とお話いただきました。
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上の画像は交通安全教室(5~9年生)のようす

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上の画像は1~4年生の個通安全教室より

登下校ではスクールバスや家庭送迎の生徒が多い本校ですが、乗車中の安全も運転者任せにはしないこと。また、徒歩通学の生徒も、「車が来ないから道路を横断してもいいや」などと安易に考えないこと。
生徒には、ここで学習したことを忘れず、命を守るための安全な行動を常に心がけてほしいと思います。
もちろん、教職員、スクールバスのドライバーも、今後とも安全に十分注意していきます。
保護者のみなさまにも、かねてよりお知らせしているように、公道の走行はもとより、正門周辺の車両出入りや構内徐行の徹底にご協力をお願いいいたします。

夏期講習会

7月22日(火)から、6~9年生の希望者を対象にした校内夏期講習が始まっています。
目的を持って参加している生徒は、先生の指導に熱心に耳を傾け、問題演習に取り組んでいます。
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特に9年生は、このまとまった時間に入試5教科の基礎の定着だけでなく、応用・発展レベルの学習もどんどん進めています。
下校までの自習時間を含めると、8時間前後を学校で過ごす生徒たち。目指す場所にたどり着けるよう、暑い中でも引き続き頑張ってほしいです。
講習の8日間、先生たちも緊張感をもって指導にあたります。
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1学期終業式(2)この日の学校は・・・

終業式前には全校で大掃除。教室据置のロッカー裏なども、時間をかけてきれいにしました。
式後から下校まで1時間半ほどはホームルームとしました。校長講話の振り返りや、持ち帰るものを整理したりしながら時間が過ぎていきます。
1年生の教室では、担任から受け取った通知票を、そーっと開いて見ていました。
3カ月半の学びの成果が、2学期以降も活かされますように。


【1学期終業式当日のようす】
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1学期終業式(1) 【校長講話】

7月18日(金)は、令和7年度1学期の最終登校日でした。


【校長講話】
4月から始まった1学期。私にはあっという間でしたが、みなさんはどうでしたか。
いよいよ夏休みに入りますが、規則正しい生活を送り、健康に気をつけて充実したものにしてください。

今日の講話は、ホセ・ムヒカという人について話そうと思います。
ホセ・ムヒカ氏は、2010~2015年まで南米ウルグアイの大統領でした。
貧しい家庭に生まれ、働きながら勉強を続けて大学に通い、政治家になりました。
苦学、努力の一方で、過激な思想ゆえに10年以上収監されたこともありました。
ムヒカ氏の本は、学校図書室にもあるので、ぜひ手に取ってみてください。

さて、彼の政治に対する信念はとてもシンプルでした。
「貧困や差別、紛争で苦しんでいる人を助けることが、国が幸せになる方法だ」
「弱き人に手を差し伸べることはゆるぎない正義だ」
こうした考えを、徹頭徹尾、貫きました。
『世界で一番貧しい大統領』と呼ばれたムヒカ氏。
彼の発言と姿勢が注目されたのは、2012年の『地球サミット』でした。
「私は、貧しいのではなく質素なだけだ。
 貧しいのは、"多くを持っても満足できない人"。
 社会、経済、政治のシステムを大きく変えなければ、
 その貧しさも環境も解決せず、地球の未来もない」

我々はどうでしょうか。
あれも欲しい これも欲しい
人にこうしてほしい
自分さえ良ければいい 自分だけ楽しければいい
苦しんだり悲しんだりしている人は関係ない・・・
求めるだけの、心貧しい人になっていないでしょうか。

今の生活に不平不満があっても、どこかで感謝、満足を見出し、
誰かのために行動すること、それが、才教学園の掲げる「世のため人のために尽くす」ということです。
夏休みは普段と比べ、家族や親戚、地域の人とふれあう時間も多くなります。
そうした場でみなさんが、積極的に行動することを期待します。

ところで、彼は、日本が生みだしたあのスーパーヒーローにそっくりです。
それはだれか・・・?
2学期始業式で、この答え合わせをしましょう。
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【表彰】
◆学校長賞特別賞
校内定期テストの成績優秀者に贈られます。
5~9年生で各学年1名が、全校の前で賞状を受け取りました。

◆競技かるた部 水無月大会(茅野市で開催)に出場し昇級を果たした部員への賞状伝達がありました。
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非行・被害防止教室

夏休み前の生徒に向け、非行・被害防止教室が行われました。
7月2日は7~9年生、16日は5・6年生を対象に、松本警察署・スクールサポーターの吉田由紀さんが、非違行為の事例やどのような刑罰が科されるのかを説明してくださいました。
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・蹴る、殴る、相手の嫌がることは、友達同士でもしてはダメ
 (もちろん、させることもダメ)
・体にも心にも傷はつく
・放置自転車など「自分のもの」とはっきり示せないものに触らない
・花火のような遊びが犯罪になることもある
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5・6年生の授業後半に視聴した動画教材では、万引きにフォーカス。
なぜ万引きをしてしまったのか、その理由として、「みんなが持っているから」「スリルを味わいたくて」「さみしかったから」というものがありました。
万引きをしたことで警察で取り調べを受けたり、家や学校に連絡されたり、周りからの信用を無くしたり・・・
最初に被害にあったのはお店ですが、結果として『誰も得をしない』、しかも『万引きをした本人が一番の被害者となる』というお話でした。
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夏休みは、いつもより心も体も解放されて隙が生まれやすい時期。
楽しい休みにしたいと思うなら、自分で自分の安全に気を配ることが肝要です。
吉田先生の話を忘れず、自分が傷ついたり、周りの人を悲しませたりするような行動を生徒たちがとらないことを、切に願います。

吉田先生にはこの1学期に計6回来校いただきました。ネット依存や軽率な行動の行き着く先にあるものの怖さを、いつも厳粛にご指導いただきありがとうございました。

楽しいことたくさん!「オープンスクール」開催しました

投稿日:2025.07.24

お知らせ イベント 小学校 第Ⅰ期

7月5日(土)はオープンスクールでした。
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全体を2部構成とし、前半は「わくわく広場」と称して小学校生活の様子をご覧いただく時間でした。
来校者のみなさんを2年生が先導し、1階から3階まで、Ⅰ期(1~4年生)のフロアにどんなものがあるか、所々で足を止めて説明しました。
4年生は3階の教室で、計算すごろくや神経衰弱、ブロックを使ったパズルなどで楽しめる場を準備し、就学前のお子さまたちと保護者のみなさまをお迎えしました。

◎ゲーム等を体験したみなさんより
・「1㎏おもさチャレンジ」は、重さのわからない直方体を組み合わせて調整するのが難しそうだったが、いろいろヒントももらえて楽しめた。
・前年度も参加した。わが子が気に入ったパズルのブースが今年もあり、生徒にみなさんの手も借りながら楽しく取り組めてよかった。

◎4年生より
小さな子にも、そのお父さんお母さんにも、ゲームのルールをしっかり説明できた。ゲームでコミュニケーションをとることができて嬉しかった。
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後半は、STEAM教育を体験するワークショップ(WS)。
math channel代表で本校のSTEAM教育アドバイザーの横山明日希先生が、「かたち」をテーマに楽しい授業をしてくださいました。
「まる、さんかく、しかく、ごかく・・・部屋の中に隠れたかたちをさがそう」という声がかかると、席を離れ、壁や床、天井を注意深く見て、様々なかたちを見つけていました。
そして、平面から立体へ、ストローとモールを使ってアート作品も作成。できあがった作品を、みなさん嬉しそうに写真に収めていました。

◎WSに参加されたみなさんより
・子どもが夢中で形づくりをしていました。すぐ揃えられる材料なので、家でもチャレンジします。
・「いいね」「面白い形ができたね」と声をかけていただき、子どもが「もっとやってみたい」という気になりました。

横山先生、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
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才教生とこども園・幼稚園の交流会

投稿日:2025.07.24

お知らせ 小学校 第Ⅰ期 第Ⅱ期

本校の生徒とこども園・幼稚園の子どもたちが交流する特別活動が行われました。
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6月20日(金)は5年生と信学会やまびこの森こども園、7月3日(木)は4年生と信学会神映幼稚園とがそれぞれ交流会をしました。
学校に来てくれた園児のみなさんと才教生は、まず、手をつないで校内探検。
Ⅰ期(1~4年生の教室があるフロアを一緒に見て回りました。
見学中は教室内外で大きく手を振り合うなど、ほのぼのとした雰囲気でした。

活動場所の講堂では、生徒からのプレゼントとしてびゅんびゅんゴマを渡しました。
そのコマに生徒が名前を書く自己紹介ゲームや、じゃんけん列車で大盛り上がり。
ていねいに優しく接する生徒の頼もしい姿が、垣間見えました。
会の終わりには園児のみなさんからあたたかい歌のおくりものをいただきました。

司会や当日のおもてなしの企画は、ほぼすべてを生徒が担当。
「校内を回っているときに、好きなものを教えてくれた」
「緊張したけど、喜んでもらえてよかった」と、弾むように話していた4・5年生です。
両園のみなさんにも楽しんでいただけたら幸いです。ありがとうございました!

◆5年生×やまびこの森こども園のみなさん(6月20日)
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◆4年生×神映幼稚園のみなさん(7月3日)
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4年生がプロに学ぶ「新聞づくり」

投稿日:2025.07.10

お知らせ 小学校 第Ⅰ期

6月19日(木)、信濃毎日新聞社の記者・長沼さんに新聞づくりの基本を教わる出前授業をしていただきました。
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2時間続きの授業のうち、1時間目は、普段私たちが読んでいる新聞の紙面構成を知ることからスタート。授業当日の新聞が生徒一人ひとりに配られ、題字(新聞の名前)、見出し、リード(前文)、本文などがあるという話に、耳を傾けました。
「読む人にしっかり伝える」には、5W1H=いつ(WHEN)、どこで(WHERE)、だれが(WHO)、何を(WHAT)、なぜ(WHY)、どのように(HOW)をしっかり書くとことが大切だと聞いた4年生。
文章を書くときの基本として、国語の学習とも深くかかわる内容です。
授業進行に伴い、1学期前半から調べてきた「長野県の魅力」の取材メモとワークシートをもとに、大きく3つの記事を書く準備を進めました。


新聞仕様の原稿用紙に書き始めると、長沼先生は一人ひとりの側にいって生徒のメモに視線を向け、より良い紙面づくりのアドバイスをたくさんくださいました。
4年生が「記者」として奮闘した2時間。長沼先生、ご指導ありがとうございました。
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