
ものを食べられることのありがたさや「もったいない」を学ぶ、3年生対象の食育・環境出前講座が12月12日(金)に行われました。松本市環境・地域エネルギー課よりお越しいただいた職員のお2人が、世界の食糧事情、どのように食品ロスが発生するのかなどを分かりやすく説明してくださいました。
「1日に廃棄される食品はどのくらいか」の三択クイズに正解したり、「賞味期限と消費期限の違いはなにか」との問いに、「おいしく食べられる期限と、安全に食べられる期限」だと上手に答えられた生徒がいて、学年の先生たちも感心。
「必要なものを必要なだけ買うこと、しっかり食べきることなど、ひとり一人の小さい取り組みがフードロスを減らす。できることからやってほしい」というお話を聞き、3年生なりに環境問題に接し、考えるきっかけとなりました。
ひとつ付け加えれば、普段、給食を少し残しがちな子も完食を目指して頑張っていました。
今回教えていただいたことを、身近なところから実行していけたらと思います。大切なお話をありがとうございました。
12月5日(金)、3年生が芳川消防署の見学をしました。
学級ごとに案内をしていただき、1組はまず特殊車両の説明を聞くことに。ホースや酸素ボンベ、様々な工具などがびっしり入った消防車の装備のすごさを目の当たりにしました。また、ストレッチャーの使い方の実演では、けがや病気の人を乗せても全然揺れずに動かせていたことに驚きました。
更衣室に行くと、ずらっと並ぶヘルメットと防火服に思わず「カッコイイ!」の声。
ヘルメットについている布(=しころ)は、隊員の首周りを熱から守る役割を持ち、江戸時代に火消しがかぶっていた頭巾に由来しています。そして、ズボンのすそをわざと靴の中に入れているのは、早く着装するための工夫のひとつなのだそう。
「火災などが発生した場所に1秒でも早く到着すると同時に、常に"100点満点の出動"となるよう、しっかり情報を確かめてミスのないようにすることも重要」という言葉のとおり、署内には周辺のお店などに関する膨大な資料がありました。才教学園の資料ももちろんあるそうです。加えて、「火事で出動するよりも、火事を起こさないようにすることを大切にしている」とのことでした。
冬のように乾燥する時期は火災も発生しやすいので、私たちも生活の中でできる火災予防に努めたいと思います。
芳川消防署のみなさん、今年も見学させていただきありがとうございました。
[生徒の感想]
・24時間勤務で、夜遅くでも働いているとが分かった。ぼくたちのためにいろいろなことをしてくれてありがとうという気持ちが強くなった。
・消防署の人は、みんなの安全のために、1秒を争うくらい真剣に一つひとつ取り組んでいるとわかった。
・連絡が入った時は急がないといけないが、あわてると大変なので冷静に行動することが大切だと言っていた。私たちも、パニックになった時には、安全を一番に考え、そうするようにしたい。
・消防署で働くみなさんの、人を助けたいという気持ちがとても強く、命がけで活動してくれていることがわかった。
12月2日(火)、4年生が社会科の授業の一環で長野県庁と善光寺を見学しました。
長野県庁では職員の方に庁舎内を案内していただきましたが、今年の4年生にはふたつのサプライズがありました。
ひとつ目は、知事室に入れたこと。ふたつ目は、県議会を傍聴できたことです。11月定例会会期中、この日は一般質問及び質疑が行われていました。議場内では案内の方から聞いた傍聴マナーをしっかり守り、阿部守一知事が答弁を行う姿を見ることができました。例年、人のいない議場で説明を聞いたり、知事室は近くを通るにとどまる・・・という見学内容でしたが、先生方も「校外学習の引率は何回もしていますが、すばらしい機会に恵まれました!」と話していました。
災害対策本部室などを含む県行政の中枢での学習は、生徒と先生たちの印象に強く残る経験になったようです。
天候に恵まれ、善光寺境内も気持ちよく散策できました。青空に映える重厚な善光寺本殿を参拝すると、冬の澄んだ空気がよりきりっと感じられました。
災害対策本部室でのレクチャー
善光寺・六地蔵の前で
学校・入試説明会
本校の概要と、入学選抜試験についてご説明いたします。
日時:令和8年1月10日(土) 10:00~11:30
場所:才教学園小学校・中学校
対象:本校への受験を検討されている方
学校・入試説明会お申し込みはこちらから
<第3回 入学選抜試験(最終試験)>
日程:令和8年1月25日(日)
対象学年:新1年生~新9年生
出願期間:1月13日(火)~1月16日(金)
合格発表:1月31日(土)
入学願書の請求、お問い合わせはこちらから
(12月26日~1月6日までは休館となりますので、1月7日以降の発送となります。)
出願方法等ご不明な点がございましたら、才教学園事務室(0263-58-0311)までお問合せください。
11月、助産師の石井美恵子先生を講師にお招きし、3~9年生に性教育の授業をしていただきました。
「命の始まり」から「妊娠・出産」「性被害」など、学年によって内容は異なりますが、命の大切さ、生まれてくることの奇跡、生きていくうえでの大切なお話を聞くことができました。
5年生の授業では、平均的な出生時の赤ちゃん人形を抱っこして、産まれたばかりの赤ちゃんの大きさや重さ、首の不安定さなどを体験しました。

授業を企画した養護教諭の白木先生は、「赤ちゃんを育てることの苦労を知り、両親やまわりのひとたちが生まれたばかりの自分のお世話をしてくれたこと、惜しみない愛情を注いでくれたおかげで今の自分があること、また親への感謝の気持ちが一層大きくなったと感じたようです。この先も自他ともの命、体を大切にしてくれることを願います」と話していました。