
【校長講話】
さいきょう祭直後の全校集会。小松校長はマイクを手に、各学年の前に移動しながら、生徒たちをねぎらい、改めて賛辞を送りました。
「今年も、みなさんの活躍が光るすばらしい一日を過ごさせてもらいました。その輝きを今後も保てるか。さらに輝かせられるか。そして、さいきょう祭という大きな山を越えて学んだことをどう生かすかは、みなさん一人ひとりの努力次第。来年のさいきょう祭も、今から楽しみにしています」と話しました。
努力よりほかに我々の未来をよくするものはなく
努力よりほかに我々の過去を美しくするものはない
〈 幸田露伴 〉
【教育実習生紹介】
御子柴先生は、本校を卒業し、さらなる研鑽を積んでいる先輩。ここからの3週間、主に4年生と活動しながら教職を学んでいきます。
【表彰・団体】
●第22回クイズ税金百科
優勝 才教学園中学校エースチーム/久保田明誠くん・小松流翔くん(9年)
第3位 才教学園中学校Bチーム/門田湧真くん・横山麟太くん(9年)
☆地上12ch・テレビ松本にて放送
11/15(土)午後2:00~
11/16(日)午後7:00~
●実用技能英語検定
令和6年度英検団体表彰 奨励賞 学校法人才教学園
【表彰・個人】
●令和7年度長野県中学校英語弁論大会 中信地区大会
須藤爽斗くん(9年) 第2位
☆地区代表として出場した県大会でも、堂々と発表しました
●「小さな親切」運動作文コンクール
上條美生さん(7年)中学生の部 最優秀賞
●令和7年度第1回日本語検定 個人表彰
山口 澪さん(4年) 4級 時事通信社賞 優秀賞
上島千茅くん(3年) 5級 時事通信社賞 優秀賞
小林朋桃くん(3年) 7級 読売新聞社賞 最優秀賞
菅谷彩桜さん(3年) 7級 読売新聞社賞 最優秀賞
☆日本語検定ホームページに、受賞コメント掲載中
●第17回算数オリンピック キッズBEE大会
上島千茅くん(3年)金賞
●第48回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール
吉岡詩織さん(3年) ヴァイオリン部門 小学2年生の部 第3位
●第49回ピティナ・ピアノコンペティション全国大会
岩下美玲さん(1年) A1級ベスト33
校内、校外でもさまざまな活動に積極的に取り組む生徒のみなさんの受賞を、こうして全校でお祝いすることができて嬉しいです。
各賞受賞、おめでとうございます。
10月29日(水)、第21回さいきょう祭を開催しました。
お忙しい中ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。
キッセイ文化ホールスタッフの皆様、音響/ジューク様、照明/長野三光様、写真撮影/山田様と中山様、動画撮影/信州映像舎様には、今年もご協力、ご支援をいただき本当にありがとうございました。
校友会保護者会のみなさまにも、開場内外での誘導などにご協力をいただき、ありがとうございました。
「こんな役をやりたい」「こんな歌を歌いたい」と、このさいきょう祭への一歩を踏み出したのは、ずいぶん前のことだったかもしれません。
そこから今日までの積み重ねが、見事に結実した一日となりました。
「やればできるって思えた」
「見てくれる人、聞いてくれる人に自分の思いを届けたい」
生徒たちは、こうした思いを悔いなく昇華できたと思います。
次の登校まで数日の休業を挟みますが、ぜひご家庭でゆっくり、今日のことを振り返ってみてください。
第21回 さいきょう祭
スローガン Step to the future ~この一瞬をともに~
さいきょう祭は才教学園の三大行事の一つです。
合唱、合奏、ミュージカル等、感動のステージをお届けします。
今回のさいきょう祭も子ども達にとってより良い成長の機会になることを願っております。
日時:令和7年10月29日(水)
開場: 9:30
開演:10:00
場所:キッセイ文化ホール(大ホール)
演目順については、PDFファイル(第21回 さいきょう祭プログラム(簡易版))をご参照ください。
チケットを希望される方は、10月22日(水)までに以下のフォームからお申込みください。
ご来場の皆様へ ―お願いとご注意―
◆入場にはチケット(無料)が必要です。
◆途中入場、途中退場をされる際は、受付にチケットを掲示してください。
◆1、2階席は演目中の入退場はできません。小さなお子様をお連れの方は3、4階席(演目途中での出入り可能)をご利用ください。お子様の泣き声や大きな声で演目を妨げることがないよう、周囲への十分なご配慮をお願いいたします。
◆会場内での撮影の際は、後ろの観客の皆様にも配慮し、フラッシュ撮影は禁止といたします。連写のシャッター音等で周囲の観覧の妨げにならないようご配慮願います。
◆会場内は飲食禁止です。ゴミは各ご家庭でお持ち帰りいただくようお願いいたします。
ご不明な点は学校(電話0263-58-0311)までお問い合わせください。
第21回さいきょう祭ポスター
今年から5年生の新入部員を8名迎え、29名での活動を行ってきた卓球部。
9月までの活動や大会の結果等について、顧問の先生からの報告です。
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2024年度の新人戦中信大会(松本会場)に、男子団体は登録人数ギリギリの6名で出場。そこで6位入賞を果たし中信大会本選に進みました。
上位進出を期待されて活動してきた今年6月、「夏季大会中信大会(松本会場・信州スカイパーク体育館」に臨みました。健闘しましたが、他校のレベルが上がり本校は9位。8位までが出場できる中信大会本選へはあと一歩...というところで悔しい結果となりました。しかし、本年度の9年生は中学校課程進級(7年生)から卓球を始め、活動期間は約2年間ながら大きくレベルアップ。練習量が限られた中でも、地域クラブでの練習に自主的に参加し、後輩たちの見本となる取り組みをしてくれました。
個人戦は、男子8名、女子5名で参加。昨年度に引き続き、8年生男子部員がベスト16で上位大会に進出。その中信大会1回戦は勝利するも、2回戦で第4シードの選手を相手に敗退、べスト32で大会を終えました。
その他の大会としては、5月の「全農杯全日本卓球選手権大会長野県予選会」で6年女子2名がホープスの部予選を突破し、8月に福井県で行われた「中部日本卓球選手権大会」に出場できました。
また、7月の「松本市小学生大会」は小学生8名が参加し、6年女子2名がベスト8に、さらに、8月17日に行われた「中信カデット大会」に12名が参加し、うち1名が県大会に進むなど、確実に力をつけています。
校内練習はもちろんですが、大会に出場する、練習試合に参加することで、卓球の技術はもちろんのこと、精神面でも成長があると思い、可能な範囲で多くの大会に参加しています。他の中学校の生徒と試合をして感じたのは、「あと1点、あと1ゲーム、あと1試合をどう取りきって勝つか」が、チームの、そして一人ひとりの成績につながってくるいうことです。
9年生5名の引退後は、小学生が部員の約7割を占める卓球部。他校と異なり、小中一貫で5年生から活動できる本校のメリットを生かし、週3~4日の練習を重ねています。
中学生は人数が少なく、来たる新人戦は個人戦のみの出場となりますが、小学生部員が多いことで来年度はこの子たちが"経験者"として中学生になります。ここから、また期待できる・・・顧問として、このように思っています。
★7/26 引退試合には卒業生も姿を見せてくれました。感謝!
◆卓球部が出場した主な大会の結果等
【2025年度中体連夏季大会】
男子団体/中信大会(6/7 松本会場)9位 予選リーグ敗退
男子個人/丸山由真(6/8 松本会場ベスト16 → 6/29中信大会ベスト32)
女子個人/中信大会(6/7 松本会場)敗退
【中部日本卓球選手権大会】
ホープス(小学校5・6年の部)女子:今井帆夏、林樹李(1回戦敗退)
(2025/8/30~31 福井県・福井県営体育館)
【県カデット大会】
13歳以下女子の部:林樹李(1回戦敗退)※中信カデット大会ベスト32
(2025/9/7 安曇野市ANCアリーナ)
さいきょう祭で毎年、圧倒的な歌声を披露してくれる合唱部。2025年夏のコンクールを終えたところで、部の様子を顧問の先生に聞きました。
【たった10人での挑戦】
7月31日、塩尻市レザンホールにて長野県学校合唱大会中信ブロック大会が開催されました。これは、NHK学校音楽コンクール、通称「Nコン」の予選も兼ねていました。才教学園合唱部はここで銀賞をいただき、8月の県大会へと進むことになりました。
Nコンで1団体の出場上限人数は35人。大きな団体では内部オーディションで選抜したり、課題曲と自由曲でメンバーを入れ替えたりして調整します。しかし、本校は女声パート8人、男声パート2人。あわせて10人での出場は、県大会19校の中でもちろん最少人数です。
課題曲『空』は、SKY-HIさん制作。ノリの良いアップテンポな曲調ですが、詞は10代の揺れ動くナイーブな心情を表しています。合唱での表現方法は各校で異なりますが、才教学園では、明るく、体を動かしながら、自由曲とは違う声質での三部合唱に挑戦しました。
自由曲に選んだのは、『生きる』。作詞は谷川俊太郎、作曲は新見徳秀です。課題曲とは対照的な、混声四部の合唱の王道をいく曲です。しかも、アカペラの難曲...。奇しくも、県大会が行われた8月9日は長崎原爆忌。「生きる」ということに思いをはせ、気持ちを込めて歌えたと思います。
結果は奨励賞。審査の詳細を見ると、良い評価をくださった審査員の先生がいて驚きました。
音楽の「比べっこ」は難しいことです。だからこそ、こうしたコンクールは励みやステップアップの手段であり、目標にしてはならない、と思っています。
しかし、集中して楽表現に取り組むことのできる貴重な時間を過ごすことができました。また、「コンクールでは不利」といわれる少人数での出場も、部員たちの中からは「少人数だからこその良さを出せた」「お互いの声がよく聴こえた」という声がありました。
アンサンブルの原点に触れることができたんだな、と感慨深く思うとともに、この夏、また一回り成長した部員たちの頼もしさに、背中を押されている気がしています。
合唱部顧問
第53回松本市中学校秋の吹奏楽祭が9月14日(日)に行われ、本校からは1名が合同バンドでステージに立ちました。かねてより一緒に演奏している筑摩野中学校と、前回から加わった明善中学校、そして新たに加わった信明中学校の4校が集まり、メンバーは80名。参加団体の中で最大の編成でした。
筑摩野中学校との演奏は、「はじめてのおつかい」「サザエさん」「強風オールバック」。寸劇の合間の演奏もあり、それなりに技術を要する内容でした。そのような演奏と演出で、会場はとても盛り上がりました。
4校合同での「三原色」では、それぞれの学校のサウンドが重なり合い、その響きは、いつもとは違う感覚でした。これからも一緒に活動できたらな・・・と願って演奏しました。
付け加えると、参加した若林くんは参加校唯一の小学生。彼らしさを活かしたMCで、会場を大いに沸かせていました。
いつにもまして音楽の楽しさを感じることができた吹奏楽祭。来たる「さいきよう祭」にも、ここでの経験が生きると思います。
お世話になった各校の先生方、部員のみなさん、ありがとうございました。
9月9日(火)、7年生がセイジ・オザワ 松本フェスティバル(OMF)のプログラムのひとつ、「子どものためのオペラ」に参加しました。
オペラの前にはオーケストラで使用される楽器の紹介があり、楽しい雰囲気で音楽会が始まりました。
今年のオペラは、イタリアの作曲家ヴェルディによる『椿姫』。フランス・パリの華やかな社交界で繰り広げられる悲しい恋の物語です。
きらびやかな舞台に、優雅な衣装をまとった歌手が次々登場し、会場いっぱいに歌声を響かせました。有名な「乾杯の歌」はもちろんのこと、ダンス、合唱、アリアなどスケールの大きいプロの演奏・演技で、あっという間の1時間でした。
生徒からは、「人物の感情を歌声や表情、楽器などで表していてわかりやすかった」「大道具、小道具がまるで絵画の世界。つい見入ってしまった」「会場が一体となって鑑賞している感じがすばらしかった」などの感想がありました。
8月26日には、6年生も「子どものための音楽会」に招待いただきました。"楽都"松本でこうした機会をいただけることを、本当にうれしく思います。
(音楽科担当)