今年から5年生の新入部員を8名迎え、29名での活動を行ってきた卓球部。
9月までの活動や大会の結果等について、顧問の先生からの報告です。
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2024年度の新人戦中信大会(松本会場)に、男子団体は登録人数ギリギリの6名で出場。そこで6位入賞を果たし中信大会本選に進みました。
上位進出を期待されて活動してきた今年6月、「夏季大会中信大会(松本会場・信州スカイパーク体育館」に臨みました。健闘しましたが、他校のレベルが上がり本校は9位。8位までが出場できる中信大会本選へはあと一歩...というところで悔しい結果となりました。しかし、本年度の9年生は中学校課程進級(7年生)から卓球を始め、活動期間は約2年間ながら大きくレベルアップ。練習量が限られた中でも、地域クラブでの練習に自主的に参加し、後輩たちの見本となる取り組みをしてくれました。
個人戦は、男子8名、女子5名で参加。昨年度に引き続き、8年生男子部員がベスト16で上位大会に進出。その中信大会1回戦は勝利するも、2回戦で第4シードの選手を相手に敗退、べスト32で大会を終えました。
その他の大会としては、5月の「全農杯全日本卓球選手権大会長野県予選会」で6年女子2名がホープスの部予選を突破し、8月に福井県で行われた「中部日本卓球選手権大会」に出場できました。
また、7月の「松本市小学生大会」は小学生8名が参加し、6年女子2名がベスト8に、さらに、8月17日に行われた「中信カデット大会」に12名が参加し、うち1名が県大会に進むなど、確実に力をつけています。
校内練習はもちろんですが、大会に出場する、練習試合に参加することで、卓球の技術はもちろんのこと、精神面でも成長があると思い、可能な範囲で多くの大会に参加しています。他の中学校の生徒と試合をして感じたのは、「あと1点、あと1ゲーム、あと1試合をどう取りきって勝つか」が、チームの、そして一人ひとりの成績につながってくるいうことです。
9年生5名の引退後は、小学生が部員の約7割を占める卓球部。他校と異なり、小中一貫で5年生から活動できる本校のメリットを生かし、週3~4日の練習を重ねています。
中学生は人数が少なく、来たる新人戦は個人戦のみの出場となりますが、小学生部員が多いことで来年度はこの子たちが"経験者"として中学生になります。ここから、また期待できる・・・顧問として、このように思っています。
★7/26 引退試合には卒業生も姿を見せてくれました。感謝!
◆卓球部が出場した主な大会の結果等
【2025年度中体連夏季大会】
男子団体/中信大会(6/7 松本会場)9位 予選リーグ敗退
男子個人/丸山由真(6/8 松本会場ベスト16 → 6/29中信大会ベスト32)
女子個人/中信大会(6/7 松本会場)敗退
【中部日本卓球選手権大会】
ホープス(小学校5・6年の部)女子:今井帆夏、林樹李(1回戦敗退)
(2025/8/30~31 福井県・福井県営体育館)
【県カデット大会】
13歳以下女子の部:林樹李(1回戦敗退)※中信カデット大会ベスト32
(2025/9/7 安曇野市ANCアリーナ)
さいきょう祭で毎年、圧倒的な歌声を披露してくれる合唱部。2025年夏のコンクールを終えたところで、部の様子を顧問の先生に聞きました。
【たった10人での挑戦】
7月31日、塩尻市レザンホールにて長野県学校合唱大会中信ブロック大会が開催されました。これは、NHK学校音楽コンクール、通称「Nコン」の予選も兼ねていました。才教学園合唱部はここで銀賞をいただき、8月の県大会へと進むことになりました。
Nコンで1団体の出場上限人数は35人。大きな団体では内部オーディションで選抜したり、課題曲と自由曲でメンバーを入れ替えたりして調整します。しかし、本校は女声パート8人、男声パート2人。あわせて10人での出場は、県大会19校の中でもちろん最少人数です。
課題曲『空』は、SKY-HIさん制作。ノリの良いアップテンポな曲調ですが、詞は10代の揺れ動くナイーブな心情を表しています。合唱での表現方法は各校で異なりますが、才教学園では、明るく、体を動かしながら、自由曲とは違う声質での三部合唱に挑戦しました。
自由曲に選んだのは、『生きる』。作詞は谷川俊太郎、作曲は新見徳秀です。課題曲とは対照的な、混声四部の合唱の王道をいく曲です。しかも、アカペラの難曲...。奇しくも、県大会が行われた8月9日は長崎原爆忌。「生きる」ということに思いをはせ、気持ちを込めて歌えたと思います。
結果は奨励賞。審査の詳細を見ると、良い評価をくださった審査員の先生がいて驚きました。
音楽の「比べっこ」は難しいことです。だからこそ、こうしたコンクールは励みやステップアップの手段であり、目標にしてはならない、と思っています。
しかし、集中して楽表現に取り組むことのできる貴重な時間を過ごすことができました。また、「コンクールでは不利」といわれる少人数での出場も、部員たちの中からは「少人数だからこその良さを出せた」「お互いの声がよく聴こえた」という声がありました。
アンサンブルの原点に触れることができたんだな、と感慨深く思うとともに、この夏、また一回り成長した部員たちの頼もしさに、背中を押されている気がしています。
合唱部顧問
第53回松本市中学校秋の吹奏楽祭が9月14日(日)に行われ、本校からは1名が合同バンドでステージに立ちました。かねてより一緒に演奏している筑摩野中学校と、前回から加わった明善中学校、そして新たに加わった信明中学校の4校が集まり、メンバーは80名。参加団体の中で最大の編成でした。
筑摩野中学校との演奏は、「はじめてのおつかい」「サザエさん」「強風オールバック」。寸劇の合間の演奏もあり、それなりに技術を要する内容でした。そのような演奏と演出で、会場はとても盛り上がりました。
4校合同での「三原色」では、それぞれの学校のサウンドが重なり合い、その響きは、いつもとは違う感覚でした。これからも一緒に活動できたらな・・・と願って演奏しました。
付け加えると、参加した若林くんは参加校唯一の小学生。彼らしさを活かしたMCで、会場を大いに沸かせていました。
いつにもまして音楽の楽しさを感じることができた吹奏楽祭。来たる「さいきよう祭」にも、ここでの経験が生きると思います。
お世話になった各校の先生方、部員のみなさん、ありがとうございました。
9月9日(火)、7年生がセイジ・オザワ 松本フェスティバル(OMF)のプログラムのひとつ、「子どものためのオペラ」に参加しました。
オペラの前にはオーケストラで使用される楽器の紹介があり、楽しい雰囲気で音楽会が始まりました。
今年のオペラは、イタリアの作曲家ヴェルディによる『椿姫』。フランス・パリの華やかな社交界で繰り広げられる悲しい恋の物語です。
きらびやかな舞台に、優雅な衣装をまとった歌手が次々登場し、会場いっぱいに歌声を響かせました。有名な「乾杯の歌」はもちろんのこと、ダンス、合唱、アリアなどスケールの大きいプロの演奏・演技で、あっという間の1時間でした。
生徒からは、「人物の感情を歌声や表情、楽器などで表していてわかりやすかった」「大道具、小道具がまるで絵画の世界。つい見入ってしまった」「会場が一体となって鑑賞している感じがすばらしかった」などの感想がありました。
8月26日には、6年生も「子どものための音楽会」に招待いただきました。"楽都"松本でこうした機会をいただけることを、本当にうれしく思います。
(音楽科担当)
5~8年生の2学期中間テスト、9年生の第2回総合テストが9月10日に終わりました。明日以降、採点の終わった答案が返却され、普段の授業に戻っていきます。
結果を待たず、「手ごたえありました!」「ちょっと不安なところがあって・・・」など、それぞれに思うところがあるようです。
テストの大切さはかねてよりさまざまなかたちで生徒に、ご家庭にお伝えしているところですが、また次に向けて頑張ってほしいと思います。
テストで一区切りついたところで、いよいよさいきょう祭に本腰を入れる時期となります。
練習や準備に追われることも多くなりますが、最高のステージを届けたいという思いはみんな同じ。体調管理にも気をつけて取り組んでいきましょう。
9月5日(金)午前、次期生徒会長選挙の立会演説会と投票が行われました。
これは来年度の会長を含む本部三役を選ぶ大切な選挙であり、候補者の最後の演説に5~9年生が真剣に耳を傾けました。
候補者はいずれも、公約の実現と「才教学園がよりよい学校になり、全校生徒が楽しく過ごせるようにしたい」という思いを伝えました。
立会演説会の締めくくりに、学校長は候補者に向け、「選ばれる者は、常に人から見られている」と強いメッセージを送り、ここまでの選挙活動をねぎらいました。また、投票を前にした生徒には、「自分の考えをまとめ、周りに流されることなく、ふさわしい人を選んでほしい。そして、選挙は"投票して終わり"ではない。選ばれた者がその責任を果たしているかを見届ける役割を、一人一人が持っていると自覚してほしい」と話しました。
放課後には教頭ほか数名の教員が立ち会うかたちで、選挙管理委員会による公正な開票作業が行われました。
結果は、6日(土)に校内に掲示されます。
選挙運営にあたってきた委員のみなさん、ありがとうございました。
候補者の演説を聞く生徒
開票作業
9月4日(木)、台風の影響が心配されましたが、全校通常日課の中で1・2年生の参観は予定通り実施することができました。
駐車場としてのグラウンド状態は予想していたほどひどくならず、思いのほか早く回復して今ひた。構内や周辺の安全な通行にご配慮いただき、本当にありがとうございました。
参観にあたる5時間目の前、EE(EverydayEnglish)の時間も開放し、質問とその答えを英語でやり取りするもようすも見ていただきました。
今日も、多くのみなさまにご来校いただいたことに感謝いたします。
《1年生》
全学級で算数の授業。足し算と引き算を合わせた計算を、動物が電車に乗り降りする場面を使って学習。
授業の終わりには、おうちの方に答え合わせに協力していただきました。テキストと保護者のみなさんをかわるがわる見ていた1年生。赤いハナマルをもらってちょっと得意げに、嬉しさを隠さない表情がかわいらしかったです。
《2年生》
「みんなのいいところ、自分のいいところ」をテーマに道徳の授業を行いました。紙に書いたクラスメイトの「いいところ」は、本人に渡されます。自分では気づいていなかった「いいところ」を友達に褒めてもらい、顔をほころばせていました。
おうちの人にも、お子さんの「いいところ」を書いていただいたのですが、どれもお子さんを大切に思う気持ちがつづられていました。
9月4日(木)は、3・4年生の授業参観でした。
昼過ぎからの降雨でお足元の悪い中、今日も大勢の方にご来校いただきありがとうございました。
《3年生》
算数「大きい数」の単元を、クラスごとに異なるめあてをもって行いました。
1組は、右に行くほど数が大きくなる数直線を使い、目盛りをよく読んで先生が言う数を書き入れていました。近くの友達と答え合わせをしあうときには、「全部正解!」と笑顔のやり取りも。
2組では、「1個25円のあめは、10個でいくら?」といった計算をしながら、10倍、100倍のかけ算を学習。保護者のみなさまにも生徒の傍らで一緒に取り組んでいただきました。
《4年生》
学年合同の音楽で、担任の先生と音楽科の先生による『さいきょう祭』の練習を見ていただきました。「おうちの人が見ているから緊張しているかな?」と先生が声をかけると、照れたようにふふふっと顔をほころばせていました。
鍵盤ハーモニカやリコーダーを主とした合奏と、合唱という二つの柱で本番に向かう4年生。音色も声色もどんどんすてきに変わっていくでしょう。
全員でどのような音楽を奏でてくれるか、とても楽しみです。
2日目は5・6年生の参観日で、いずれも10月末に行われる『さいきょう祭』に関する内容でした。
「生徒の主体性が輝くステージづくり」が本格的にスタートしています。
保護者のみなさまにご協力いただくことも多くなりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
今日も多くの方にご来校いただき、ありがとうございました。
《5年生》
「演目を通じて自分たちが伝えたいこと」をグループで話し合ったり、保護者のみなさんと一緒に衣装の方向性を考えたりしました。
持ち寄ったアイデアは、舞台でどのように表現されるのでしょうか。
《6年生》
学年全員で取り組むミュージカル。
劇中の重要な一場面となる歌とダンスを、保護者のみなさんの前で練習しました。
登場人物のワクワクする気持ちを、会場いっぱいに届けてほしいです。
9月2日(火)から4日間は、2学期授業参観です。
初日は、7~9年生(中学校課程の学年)が対象。
定期テストが来週に迫る中、生徒にはほどよい緊張感が生まれるとともに、励みとなる時間になったのではないかと思います。
保護者のみなさまにはご多用の中ご来校いただき、ありがとうございました。
《7年生》
学級ごとに美術と国語の授業を実施。作品づくりや意見発表に熱心に取り組む生徒の姿を、保護者のみなさんが見守りました。
美術の冒頭、クロッキーの時間には、紙の上をさらさらと走る音が、静かに心地よく響いていました。
《8年生》
さいきょう祭の「公開稽古」として、ミュージカルの劇中歌の練習をご覧いただきました。
フィナーレに全員で歌う曲が、練習の末にどのように仕上がるか、楽しみです。
《9年生》
英語の授業を実施。
"My Dream House"をテーマに思い思いのドローイングをしたり、語彙や文法を学習したりする様子を、ときに座席の近くまで保護者の方が寄って見る一場面も。
生徒のペアワークからは、楽しく学びに向かう姿勢が感じられました。
また、「進路ガイダンス」と銘打った学年懇談会では、総合テストの振り返りや今年度高校入試で導入されるインターネット出願に関する情報などをお届けしました。